Nao Fifteen love

美しく魅力的な文章の書き方をブログで実践中です

働きアリの法則。(2:6:2)。下位2割にも5分の魂。待ちましょう、鍛えましょう暖かく。

 


      f:id:nao15-0:20230324184806j:image

                     エモーショナルライティング ストーリーテリング

20230910更新しました。

 必然の、下位2割をも愛おしみ、受け入れる哲学・宗教とAI(人工知能)の共存共栄の時代に入っています。

 どちらも大事。

  答えがだせないまま、両者のバランスが問われている混沌の時代に入っています。

 お急ぎの方でも、目次のまとめだけでもクリックいただければありがたいです。

目次

1.2:6:2の法則

 有名な法則らしいですので、結論だけもうしあげます。

 アリさんの世界は2:6:2の比率に別れ、上位2割で8割を稼ぎだし、下位の2割は全く組織に貢献していないらしい。

 ここからは、私見です。アリさんの理論からはずれています。ご了解ねがいます。

 AI(人工知能)並の頭の良い管理者が、じゃ下位の何割か整理すればいいじゃん。

 簡単じゃん。廃止にすれば。

 しか〜し、摩訶不思議。

 全体の数は減少したものの、暫くするとまた下位2割の貢献度ゼロのグループができ、組織は再び2:6:2の比率になるらしい。

 再度AI(人工頭脳)級の頭脳の管理者が数字を見て机上ではじきだします。

 簡単じゃ〜ん。下位の何割か整理しましょう。

 実際、身近にあった話しです

長年築き上げた、日本で有数の販売網がわずか数年で縮小の一途をたどりました。

 AI(人工頭脳)級の管理者は頭をひねりながら会社をさっていかれました。

 これなぜだかわかります?。

2.相対評価は万能ではない

 一覧表の相対評価だからです。

 一覧表では必ず、下位はできるのです。

 A4サイズの一覧表にマトメてご報告。

 一覧表だけで下位はダメ、どうしようもないダサいヤツと判断してしまいがちです。

 数字上は間違いのない事実です。

 上司も部下も決して間違ってはいないのです。

 その方が、スマートに管理しているようにおもいますよね。

 一覧表示は効率の良い管理方法です。

 正解で正確ですよね机上では。

 学校でもそうですよね。

 少なくても私が育った昭和は相対評価でした。

 無理やり下位2割をつくったわけです。

 おかしな話ですよね、順番をつければ必ずべべはでますわな。

 べべの絶対的な価値・伸びる可能性を探るならいざしらず、   

 相対順位だけでこの子はピーチクパーチクとやるわけです。

 日本でのアリさんの相対評価は、下位2割かもしれませんが、アメリカに行けば上位2割のアリにくいこめるかもわかりませんよね。

 オリンピックで、べべの100m走者でも、日本にくれば断トツのトップランナーさん。

 相対的に、べべでも、誇りを持って、もがいているんです。

3.下位2割の対処方法。手塩って大事。

 今回の記事のテーマは下位2割にも5分の魂です。

 AI(人工知能)からみれば、あるまじき下位2割の3流営業マンの昭和の育て方のお話しです。

 昭和の時代。

物を売る前に自分を売れといった時代がありました。

 古臭いポリシーがまだ残っていました。

 理屈に合わない、非合理的、「信じられない〜」「ウッソー」

 出来の悪い営業マンはこの「信じられない〜」方法で、手塩にかけて育てられます。

 どこで、

マニュアルで?それとも会議で?滝修行?

否です。

 人間同士を擦り合わせるのです。

 いつ?どこで?

課外授業でです。お遊びからです。

 授業内容

①授業内容は「酒はのむべし、のまれるべからず」でした。

 道場は飲み屋さん。

 優しい先生は綺麗なママ。

 教材はママがつくってくれた水割り

 怖い先生は営業の大・中・小先輩。

 その他諸々。

 先輩の逆鱗にふれると頭をかまれる事があります。

 OFFのはずなのに、酒の前では対等やとおっしゃったのに気はゆるせません。

 アメージング、グッドジョブ、ワンダフル

 あらん限りの賛辞で、先輩のお言葉にすかさず反応する必要があります。

 相の間の0.2秒のずれでも「お〜い、ちゃんと聞いてるんか」とやさしくさとされます。

 餅つきの、餅のこねくり役のタイミングです。

 一方で、別の先輩の言わずもがなのカラオケソング。

 拍手が0.2秒早すぎると。ダメ。

 こちらの方も、手が抜けない。

 ママからは、我儘な甘えたの、諸先輩への博愛精神を学ぶのです。

 でも、さすがに仏のママも鬼にかわる瞬間もあります。

 硬軟織り交ぜた授業の月謝はタダ。

 しかし、ダダより厳しいもんはありません。

 最初のビールは、先輩も後輩もない。

 今日は本音でしゃべれとやさしいです

 やがて人馬一体。

なんとも言えぬ連帯感のお店は、まるでケチャックダンスさながらの恍惚感にかわっていきます。

 しか〜し、酒は飲むべし、飲まれるべからず。

 お酒の席ほど言葉をえらびましょう

②ネクタイは緩めても、心のネクタイは

締めておきましょう。

 泥酔して、操縦を謝ると頭をかまれるからです。

 我が身に危険がおよぶからです。

 1%の自分をいかに残すか、  

 よいつぶれても

 これが生残るコツ。

 でも、できるようで、できません。

 力つきます。

寝かせてくれ〜

なぜなら、これが人間だからで〜す。

 何回も、同じ失敗を繰り返します。

 酒は飲むべし、飲まれるべからず。

 これも生残るコツ。

 でも飲まれてしまいます。

 なぜなら、これが若さだからで〜す。

③哲学を体で覚えます。

 「理論のない経験は盲目である。

 しかし、経験のない理論は知的ゲームにすぎない。」(カントらしい?)

 朝には誰よりも早くでてくる不合理な不文律。

 翌朝のペーペーの私の仕事は、お名刺のなかから適当にお名前を拝借。

 「〇〇様飲食接待+印鑑頂きます!」+回議銭でok

 それからみんなでモーニングコーヒー

 昨夜のケチヤックダンスはなにごともなかったかのように、真夏でも、のりのきいたワイシャツとバリットしたコンの背広で諸先輩方は静かにコーヒーをすするのです。

 夜と朝のお姿のギャップ。「先輩カッコい〜、大好きで〜す」

④プロの技を盗め

 これを繰り返すと、人間いやでもスレてきますね、図太くなりますね。

 度胸がつきますね。

 やがて、お客様と飲んだ方が楽勝といった日がやってきます。

 お客様は大満足

なにコレ、この切り替え

ママって、こんなにとろけるくらい上品で優しかったかな

 なぜなら、ママはプロだからで〜す。

4.課外授業から情(なさけ)の話しにうつります。

 転勤族です。

餞別の話しです。

 異動の前に溜まりに溜まったホコリをたたかないといけません。

 大・中・小のチョンボの後始末です。

 メーカー営業ですので、工場は私の発注通りに生産します。

 禁じ手の見込み発注で、ケタ違いに発注しすぎました。

 誰がこんなに勝手につくったんや!

 わたくしです。

 悪事が露見しました。

 久しぶりの大チョンボです。

 決算迄にはさばかないといけません。

 まして異動の辞令です。

 待ったなしです

 俺たちに明日はない状態です。

 たのみこみにいきました。

 当然断られます。

 人間尻に火がつくと必死になるようです

 また、たのみこみにいきます

 おしてはひいてをしているうちに

 救世主が現れました。

 世の中には、神も仏様もいらっしゃる。

 ビジュアル的には、仁王さんのような迫力のある怖そうな社長さんでした。

 何度目かの時に、仕方ないな引き取るわ、見ての通り倉庫パンパンやから3日後にしてや、との神の声。

 チョンボのめどがたち、身ごとに異動のご挨拶

 社長さんからは、助け舟の恩着せがましい話しは一切なし。

 雑談の後、私へ花向けのお言葉。

「元気でな。もっと遊びや!」

今でも心に残る鍛えられ方でした。

 ここで、はた、といくら馬鹿な私でも気がつくわけです。

このお情け、効く〜

 「やがていつかは〜世の中の〜傘になれよと〜教えてくれた〜あなたの真実〜忘れはしない〜」(おふくろさんより)

 こちらも、課外授業でした。

 昭和の3流営業マンはこうして、

 人には「情」(なさけ)をという、心構(こころがまえ)を課外授業で教えられるのでした。

5ちょっと話しを一覧表評価に戻します。

 やがてAI(人工知能)並の管理者がおっしゃいました。

 全国の営業マンを一覧表で評価しましょう。

 その方が平等でスマートじゃん。

 やがて、力のある者から辞めていきました。

なぜ?

 下位2割でも、競合他社で十分やっていけるからです。

 自分を殺してチームを活かす風潮が昭和の時代にはまだのこっていました。

 ベテランほど弱い者を助けよう。

 数字では現せない貢献度の高い、力のある営業マンが下位2割のなかにもゴロゴロいたわけです。

 じゃ、よろしいわ、ほな、さいなら。

 数字上では1人去っただけです。

 でも、たった1人にどれだけの経費と時間を使い、手塩にかけて育てられたかは一覧表ではわかりません。

 また、1人去っていきます。

 我々営業マンには去る原因は理解できても、スマートなAIさんには五分の魂は永遠に理解できないわけです。

 五分の魂は数字ではでてこないからです。

 ライバル他社は労せすして、時間と経費とサムライを手にいれるのでした。

 あ〜もったいない、もったいない。

 これ実話です。

まとめ

 神様がつくった、人間の多様性。

 めんどくさい、切り捨てたいけど、べべを受け入れよ。

 2:6:2の真の法則かもしれません。  

 それを、人間ごときがつくったAI(人工知能)が金科玉条(きんかぎょくじょう)のごとくべべをつくり、べべをスパットきりすてる。

 月に行って帰ってこれたAI(人工知能)・科学万能主義。

 人類への貢献者のAIに任せておけば大丈夫。

 でも、神が造りたもうた多様性、を上手くさばくことはできていません。

 何故なら、

2:6:2の法則がプラグラミングされていないからです。

 必然の下位2割をも愛おしみ、受け入れる哲学・宗教と  

 AI(人工知能)の共存共栄の時代に入っています。

 どちらも大事。

 答えが出ぬまま、両者のバランスが問われています。

 

 最後に自己紹介させてください

 法人相手の営業を25年経験しました

 営業から学んだ事は情報を物に変え、物をお金に変えれるという事です

 情報の宝庫の「ブログ」で私のおもいをやさしく綺麗に伝えられるライティングスキルを独学中です。

 私の「ブログ」の特徴はスキルの実践練習にあります。

 私同様「ブログ」の質の向上を目指されているあなたと試行錯誤しながらつくりあげていく「ブログ」です。

 どうぞあなたのお力を私におかしください

 最後までお読みいただきありがとうございました。