20240415更新済み
たまには1200年続いた森に溶け込むのもいいのかもしれません
[近くて遠いもの]
近くて遠きもの、遠きて近きもの....のつづらをりという道
(清少納言 枕の草子)
おもいだされました?
ロープウェイ、杖(つえ)、足回り、飲料水、時間、体力
はタップリと余裕を持ってきてください。
そうです。プチ登山です。
[パワースポット]
拝殿の前の丸い円の中で、多くの方が順番に一人ずつ両手を広げてパワーを浴びておられます。真摯で真剣な、お姿に驚かされます。
[実はここは神秘な森の世界ではありません]
参道です。
目的の奥の院は諦めてここでひきかえしました。
無理をすると帰りが、体力的に持たないかもと判断したからです。
[花の「いのち」]
信樂香仁
貫主様(故人)のお言葉
「赤く小さな花の芽が
春の光に育まれ
丸いつぼみになりました
霜や嵐に耐えて今
春爛漫の装いに
花下遊楽の人々も
香る心と安らぎの
花の心に染まるとき
優しくつつむ春の風
輝く若菜かおる風
緑陰涼風憩う夏
紅葉錦を飾る秋
生往異滅うつろいの
天地のいのちのひとときを
懸命に咲く花の命
教えを示す花の香りよ
花のいのちのはかなさよ
花のいのちの尊さよ」
清水が喉を潤すように、師の一言一言が、この地に包まれると心にしみます。
また来たい、できれば。
1200年の森と師のお言葉に!
最後まで、有り難うございました。