Nao Fifteen love

美しく魅力的な文章の書き方をブログで実践中です

月と侘び寂び

  

春を待つ枯れた柿の木

訪れるものは

竹林をわたる風のささやき

上弦の月が僅かに漆黒の闇夜を照らす、

静寂に包まれた庵。

 

武を捨て文に賭けた去来の師との僥倖

 

讃えるべきは一条の光り

得たものは侘び寂びの世界

 

粗末な庵は、去来の覚悟を映す鏡。

上弦へと移り変わる月の姿は、

去来の俳句への想いを照らす。

削ぎ落とせ、なにもかも

時空を超えろ十七文字への想い

 

〜岩鼻や

ここにもひとり月の客

去来抄

 

[引用]

アイキャッチAI生成画像はadobeFireflyより抽出