来年は、京都にどっぷり浸かってみようかな?と漠然と思っていました。
夏が過ぎ、秋の紅葉の美しさに酔いしれ、冬を越し、春の桜を追いかけ、お中元でご、、、無沙汰を詫び、気づいたら京都祇園祭り。
「まっエエか?!、来年もあるし、超暑いし、何でわざわざ京都まで」とスルー。
私の感想?
やはり、汗ドボドボの汗をかくだけの値打ちは
ありました。
各地お国自慢の素晴らしいお祭りは沢山ありますが、祇園祭りも現場で見ると矢張り素晴らしい。内容は割愛させていただきます。他に素晴らしい記事や写真が沢山ありますので...。
ただ1言付け加えさせて下さい。
型が美しい。
私はテレビは見ません。ほとんどの出演者に磨きあげた美しい型がないからです。タダでも見ません。型が失われたエンターテインメントは間違いなく衰退していくでしょう。余談ですが…。
また、日常の京都にも触れてきました。
戦乱や政争の絶えなかったこんな、超暑いところで、都(みやこ)が続いてきたのが不思議。
でも、30年京都の会社の勤め人の個人的感想ですけど「美や洗練された型に拘る優れた美的感覚を持った住人」は世界でもそんなに見当たらないかもしれません。
多分、祇園祭りのように、笛や鐘でリズムをとり、宵山でキレイナなユカタを着て童唄を唄う各通りの子供さんのように自然に身について行くものなんでしよう。
超暑い京都でしたが、2日間初めてどっぷり浸かってみました。
同僚だった京都人の謎の1つが解けたような気がします。
この京都文化には他県は敵わないかもしれません。