20230930更新しました。
小論文や長文などの書き方は、パラグライテイングが主流です。
各段落の要点を繋ぐためには、アウトラインの活用が必須になります。
アウトラインの使い方を理解し、身につけられたら、長文でも分かりやすい
筋の通った文章になります。
読み手の心に響く文章もかけます。
文章によるコミュニケーションが常識のビジネスシーンにも活用できます。
アウトラインは 文章の構成に必要な設計図とご理解ください。
文章を書く前に、文章の構造を整理し、主題とサブトピックを
明確したうえで、論理的に筋道を立てて伝えていくための骨組みになります。
パラグライテイングはアウトラインを理解できれば、簡単な練習で身に付きます。
パラグライテイングの書き方を身につけられたら、
あなたは生涯文章が上手と褒められるでしょう
文章の書き方がわからない。
書 いているうちに手が止まり、 レポートや小論文の提出に時間がとられる。
そもそも論文などの長文の書き方がわからない!
文章の書き方で、悩んでおられませんか?
目次
- 1.パラグラフライテイングは文章の型です。
- 2.パラグラフライティングの書き方のコツ
- 3.パラグラフライティングで書くメリットについて
- 4.パラグラフライティングのデメリットを補う他の文章の型について
- 5.パラグラフライテイングの自己紹介文と書き方のコツ
- 6.パラグラフライティングのアウトラインについて
- 7.小論文の基本的構成を意識しながらアウトラインで各段落のつながりをチェックします
- 8.〔練習用〕パラグラフライテイング法での小論文作成の7Step
- まとめ
1.パラグラフライテイングは文章の型です。
型に嵌(は)めて書けば劇的にわかりやすい文章になります。
「序論」「Summary(要点)」:文章全体の内容について述べます。
TOPIC(要約)から文章全体の要約をのべていきます。
「本論」「Detail(詳細」:「結論」に至った理由や事例・証拠を述べます。
アウトラインに沿って「本論」を各段落(パラグラフ:各論)に分け
トピック(要約)を先頭文にして補強文(理由・証拠)
をのべていきます。
小見出し1:1パラグラフ1トピックセンテンス
小見出し2:1パラグラフ1トピックセンテンス
小見出し3:1パラグラフ1トピックセンテンス
小見出し4:1パラグラフ1トピックセンテンス
小見出し5:1パラグラフ1トピックセンテンス
「結論 「Summary(要点)」:最後に同じ「結論」で締めくくります。
(1) パラグラフライテイングの例文:テーマ「読書の大切さについて」述べます。
読書は知識を広め深めてくれます。
様々な効用をもたらし、人格形成に役立ちます、
知識の深耕により、新しいアイデアや視点を得ることができ、
私たちの物事の理解度を高めるのに役にたつ、大切な知的財産となります。
また、居ながらにして時空を超えて別の世界に飛び出すこともでき、
日常生活のストレスからも解放され、心の健康維持にやくだちます。
「Detail(詳細」」
文学作品の効用:
文学作品を読めば、感情や人間の心理を探求できます。
日常会話や、文章によるコミュニケーションにも、
相手に気ずかいながらの情報の発信力が向上します。
科学書の効用:
科学書は、複雑な概念や現象への理解力を高めてくれます。
複数の事例や事実から共通点を見出し、結論を論理的に構築する
帰納(きのう)法による思考力が向上します。
歴史小説の効用:
過去の出来事から現代に活かせる洞察力を提供しくれます。
過去の歴史の失敗例や成功例から多くの教訓がえられます。
教訓をもとに正しい判断をすることができます。
表現力の向上:
豊かな語彙(ごい)や表現力をふやすことができます。
古典や現代小説などの、様々なジャンルから
美しい日本語や、文章の組み立て方を学べます。
自然に、文章による表現やコミュニケーションが洗練されます。
文脈を掴(つか)む力の向上:
和洋問わず.名作は人の心を鷲図(わしずか)みにする文脈で、最後まで読み手を引っ張って行きます。
論理的に人を引き付けるか、人の悩みに寄り添いながら展開していくのか、
手法は別にして、流れるような文脈で、寝るのが惜しいぐらいに人を引き付けます。
論理的な思考力の向上:
論理的思考力が付き、わかりやすく伝えられる文章力により
コミュニケーション能力が上がります。
論理的とは結論と理由がキッチリと結びついていることです。
また、結論を事実や証拠が矛盾なく支えていることです。
ビジネスシーンでは特に論理的に情報を伝えるのが常識であり、
文章でのコミュニケーションは必須になっています。
多用性を認め、広い視野を持てる:
異なった立場や文化、習慣を理解しやすくなります。
様々なジャンルの本をよむことは、視野が拡大します。
視野の拡大により、新しい視点やアイデアを獲得することも可能です。
心の健康の維持:
日常から、違った世界に切り替えられる為、普段のストレスや緊張感から
解放されリフレッシュできます。
居ながらにして、時空を超えることにより、非日常生活を楽しむことができます。
日常のストレスから解放され、気持ちの切り替えに役立ちます。
このように読書は単に知識を広げるだけでなく、人生の処世術ともいえる
「知恵」も獲得できます。
人としての幅が広がり人格形成にも役だちます。
また、心の健康の維持にも寄与してくれる大切なものです。
(2)パラグラフライティングは、いくら長文になつても、文章を型に嵌(は)めて書くだけです。
また、読み手も長文になつても、各段落の先頭文(要約文:トピックセンテンス)を頭に入れながら読み進めることができます。
簡単に「要点」を把握しながら、「理由」や「証拠」などの補強文を読み進め、
理解することができます。
パラグラフライティングの型を使うことにより、あなたの文章は劇的に
分かりやすくなります。
なぜなら、パラグラフラィティングは論理的に自分の伝えたいことを理解してもらう為に考案された文章の型だからです。
この型に半自動的に文章を当てはめていけば,論理的で分かりやすい文章に自然に出来上がるようになっているからです。
論理的な文章とは、「要約」文と「理由」の説明文が矛盾がなくキッチリと繋(つな)がっていることです。
また、「証拠」の文が「要約」文を正確に支えていることです。
「要約」、「理由」、「証拠」の3つの要素が筋道どうりに繋(つな)がっている文章が
論理的にわかりやすい文章になります。
(3)各段落(見出し)の型の基本型は3つの文章で構成されています。
但し、柔軟性があり、書き手の判断で②と③は省いたり、分厚くします。
全ては⓵の要約文(トピックセンテンス)を補強するのが目的だからです。
①要約文
②理由の文
③証拠の文
(4)パラグラフライテイングの基本型は、各段落(パラグラフ)の先頭の行に、最も伝えたいトピックを必ず書きます
①「要約文」(トピックセンテンスを)を先頭文に書きます。
②同じ段落には必要に応じて「要約文」の補強の為の「理由文」を書きます。
③補強の為の「証拠の文」は、「要約文」の詳しい内容の解説、客観的なデーターや引用資料などです。
「要約」の内容を補足したり、もう少し詳しい解説が必要な場合や、証拠や証明が必要
な場合に「要約文」を補足する文章です。
この①②③の3つの文章でパラゲラフライテイングの基本型は成り立っています。
必要なら、テーマの「要約」の「結び文」を追加したり、行動を即したい場合は①の
「要約」を違う角度から繰り返し、新しいトピックセンテンスを先頭にした、別の段落を作っていくだけです。
各段落は1パラグラフ(段落)1トピック(要約)の原則のもとで書かれます。
各段落はアウトライン(文章の骨組みの設計図とご理解下さい)に基ずいて繋(つな)がれます。
論理的にアウトラインに基ずき繋(つな)がっていれば、各段落の要約文(トピックセンテンス)だけを単純に繋ぐと、アウトライン通りの筋の通った分かりやすい文章になります。
ビジネスシーンでは、情報の洪水の中で、また、限られた時間のなかで、文章を読みこなし判断しなければならない立場の人は、各段落(パラグラフ)の先頭文のみ読んで要約(トピック)を探ります。
⓵文章が長文になる場合は、各段落の先頭文(トピックセンテンス)を繋(つな)げて、自分の主張が論理的に分かりやすく伝わっているか要約文をチェックします。
②要約文として筋道が通っているのを確認し、誤字、脱字などの推敲(すいこう)と書き直しを繰りしてパラゲラフライテイングを完成させます。
③文章を発信する前に読み手の立場を考え、1分間も読めない人と予想できれば要約文でつたえます。
④その理由はメールなどのビジネスシーンでは、文章のビジュアル面での見た目も大事です。文字だけが多い文章は見た目だけで歓迎されないからです。
⓹見た目がシンプルで簡潔な文章はビジネスメールなどでは好印象を与える場合があります。
⑥シンプルな方が好まれそうそうな場合は要約文で発信しましょう。
(5)トピックのみ繋(つな)げた例文(要約文になります)
読書は知識を広め深めてくれます。
様々な効用をもたらし、人格形成に役立ちます、
文学作品を読めば、感情や人間の心理を探求できます
科学書は、複雑な概念や現象への理解力を高めてくれます。
歴史小説は過去の出来事から現代に活かせる洞察力を提供しくれます。
豊かな語彙(ごい)や表現力をふやすことができます。
和洋問わず名作は人の心を鷲図(わしずか)みにする文脈を工夫しています。
論理的思考力が付き、わかりやすく伝える文章による
コミュニケーション能力が向上します。
多用性を認める視野を持て、異なった立場や文化、習慣を理解しやすくなります。
心の健康の維持ができ、日常から違った世界に切り替わる為、
日常のストレスや緊張感から解放されリフレッシュできます。
このように読書は単に知識を広げるだけでなく、人生の処世術ともいえる「知恵」も獲得できます。
各段(パラグラフ)の先頭文(トピックセンテンス)を繋げたアウトラインが澱(よど)みなく繋(つな)がっていれば、文章を完成させ発信してください。
澱(よど)みなく繋げ(つな)げられたアウトラインは要約文でもあります。
文章を素早く正確に読みこなせて、短時間で判断しなければならない立場の人は、例え、長い論文でも、各段落の先頭文だけを読みこなして、要約を頭に入れて行きます。
読み手に配慮し、各段落の先頭文だけを繋(つな)げて要約が分かるようにして下さい。
各段落の先頭文を読んでいただいても、理解できる文章になるように書いて下さい。
なぜなら、先頭文を繋げば論文のような長文でも、ストレスフリーで文章全体の「要約」を理解できるのが、パラグラフライテイングの最大のメリットでもあり、特徴だからです。
論文では、必ずこのパラグラフライティングの型に則(のっと)って書くのが主流になっています。
アウトライン(文章の設計図)がしっかりしており、パラグラフラィテイングの型に沿った文章はストレスフリーでも分かりやすく読むことができます。
読み手からも好感をもたれ、「要約」を頭にいれてから「理由」や「証拠」などの補強文を、スピーディーにより深く読み進めることができます。
(6) アウトラインがしっかりできていれば、書き手の方も、
1(いち)から文章の構成に悩むことはなく、半自動的に文章を各段落の型に割り振るだけで文章が完成します。
比較的に短時間で、ストレスフリーで論文などの長文も書くことができます。
パラグラフライティングは、論理的に自分の言いたいことを読み手に正確に理解してもらうためのロジカルライティングの文章の型の1つです。
今回の記事の目的は以下3点を理解していただく為の文例を通じた解説になります。
①パラゲラフライテイングの文章の3要素であります
・「要約文」
・「理由文」
・「証拠文」
の3つの文章の役割をご理解ください。
論理的な文章とは、「要約」(結論)と「理由」が矛盾なくキッチリとむすびついていることです。
または、「証拠」が要約(結論)をシッカリと支えていることです。
この3つの要素が合理的に結ばれている時に情報は論理的に読み手に伝わります。
②アウトラインという各段落ごとの役割を繋(つな)ぐ設計図が、パラグラフライテイングの「命」(いのち)と申し上げても過言ではありません
③簡単な練習文を通じてパラグラフライティングの型の便利さや、書く楽しさを知って下さい。
④練習法はゼロから文章を考えるのではなく、身近なニュースや新聞などから、気に入られた文章を一旦分解して、再度パラゲラフライテイングの型に嵌(は)め直すだけです。
⓹Twitterやlineなどに短文でトピックを発信して見てください。
パラグラフライティングの型を例文や練習で身につけられると、生涯、あなたは、「文章が上手」と褒(ほ)められるでしょう。
パラグラフライティングは、長文でも、型に嵌(は)めて書くだけです。
読み手も各段落の先頭文(トピックセンテンス)を頭に入れながら読み進めることができます。
2.パラグラフライティングの書き方のコツ
パラグラフライティングとは 1つのパラグラフ (段落)で1つのトピック(要約・主張)を先頭文に書きます。
各段落の中核になるのが、先頭行のトピックセンテンス(要約文)です。
読み手はトピックセンテンス(要約文)を頭に入れて、または興味を持って次の「理由」や「証拠」の補強文を期待します。
「 1トピック(要約)1パラグラフ(段落)」を原則とします。
その理由は、各段落の中核となるTOPIC(トピック)が複数になると、読み手はどちらのトピック(要約)について、「理由」や「証拠」を説明しているのかと、戸惑い理解しずらくなるからです。
文章をわかりやすくて簡潔にする為には、もし、複数のトピックセンテンス(要約)がでてきた場合は、別のパラグラフ(段落)に分けて下さい。
新しいトピックセンテンスを中核とした先頭文にして別のパラグラフ(段落)をつくって下さい。
あとは、複数のパラグラフ( 段落)を、アウトラインで論理的に繋(つな)ぎながら、最終のテーマまで展開していけばよいだけです。
アウトラインは各段落の役割を事前に計算して割りふる文章の設計図です。
アウトラインに基づき 、各パラグラフ( 段落)には役割を持たせています。
テーマが一貫して伝えられるように、各段落の役割のパラグラフ(段落)に複数のパラグラフを割り振っていくだけです。
1つのパラグラフ( 段落 )の構成は トピックセンテンス (主張の要約文)・サポートセンテンス (主張の補強や 補足 )・コンクルーディング センテンス (主張の言い換え や、まとめ)の3つの要素から基本的に成り立っています。
①「要約」の文
②「理由」の文
③「証拠」の文
のそれぞれの役割にふさわしい文章を割りふっていくだけです。
⓵②③で1パラグラフを構成します。
構成文は便宜上「段落」と表現させてください。
各段落を事前に設定しておいたアウトラインに沿って繋げれば文章全体が完成します。
ロジカルライテイングの文章の型でテーマについて多面的に述べたい場合や、論文のように長文になる場合でも、アウトラインがしっかりしていれば論理的でわかりやすい文章になります。
3.パラグラフライティングで書くメリットについて
パラグラフライティングのメリットは、
パラグラフライティングの型どおりに文章を割り振れば、ストレスフリーで自分の主張を明確にわかりやすく伝えることができることです。
情報の洪水の中にいる読み手にとっても、各段落の先頭の文章を読むだけで、効率的に「要約」を掴(つかむ)ことができます。
なぜなら、論文やレポートなどのビジネスシーンでは、読み手はいち早くテーマに対する「要約」を知りたいからです。
文章の各段落の要約(トピックセンテンス)文だけを読みすすめるだけで、
書き手の主張(テーマ)を把握できます。
全文を最後まで完璧に読み込まないと「結論」が分からない「起承転結」法のような文章の型ではありません。
短時間にストレスなく「結論」や「要約」を知ることができます。
ビジネスシーンの文章では、我々が慣れ親しんできた、「起承転結」法は通用しません。
その理由は、「起承転結」法は「結論」を最後に伝える文章の型だからです。
最後の「結」で話が逆転する可能性もあるからです。
ビジネスシーンではハラハラドキドキさせる逆転劇は不要です。
ストレートに結論を知りたいだけです。
ビジネスシーンでは「結論」を真っ先に要求されます。
聞き手は、「結論」を真っ先に頭に入れます。
まず、「結論」を頭にいれてから、サポートセンテンス(理由や証拠)を読み進める為、さらに深く書き手の主張を理解することができます。。
「要約文」の補強文の「理由」や「証拠」が論理的に繋(つな)がっていれば、書き手の主張にも納得がいき、信用できるわけです。
書き手にとってもアウトラインが決まっていれば、ストレスフリーで文章を書くことができます。
なぜなら、何をどこの段落の、どの型に入れて書くべきかが 半自動的に決まっているからです。
アウトラインをしっかり決めて、各段落の文章の役割を把握しておけば、論文のような長文になっても途中で筆が止まったり、書き直したりすることはありません。
パラグラフライティングのアウトラインを基にして、各段落に、型どおりに文章を割り振れば、自分の主張を明確にわかりやすく伝えることができます。
(1)具体的なメリット
①文章によるコミュケーションが向上します。
パラグラフライティングは、多面的な情報を整理し、各段落のトピック(要約)にまとめることができます。
複雑な情報でも各段落に整理して分かりやすく論理的に伝えることができます。
文章によるビジネスコミュケーションを、より正確に効率よく進めることができます。
②情報を明確に伝えられます。
パラグラフライティングの型を使って論理的に文章を作成することができます。
その理由は論理的な文章とは「要約」と「理由」が矛盾(むじゅん)なくキッチリと繋がっていることです。
または、「証拠」や「証明」の根拠がしっかりとトピックセンテンス(要約)を支えていることです。
この「要約」と「理由」と「証拠」の3つの要素が正確に繋(つな)がっているときに、論理的に明確な情報を伝えることができます。
この合理性ゆえに、パラグラフライティングの型をプレゼンテーションや立場の全く違う第3者に使うことにより、合理的に要点への理解を深めてもらうことができます。
③深い専門知識も共有できます。
パラグラフライティングを使って、特定の深い専門知識の共有やプロジェクト案件の進捗や課題などの情報をタイムロス無しに正確に、簡潔に共有することができます。
④説得力が向上します。
パラグラフライティングの論理的な構造から、要点をわかりやすく、正確に展開できます。
なぜなら、トピックセンテンス(「要約」・「結論」)に至るまでの「理由」や「証拠」が論理的に矛盾なくキッチリとむすびついた文章の構造になつているからです。
特に、要約を支えている「証拠」のセンテンスには、学術論文の引用や、官公庁の公表資料やデーター、医者や弁護士などの権威ある発言など、客観的な根拠のみとします。
個人の主観的な根拠や思い込みは一切排除されます。
さらに、要約に関する事のみ引用されます。
「要約」と関係のない証拠や根拠も一切排除するルールです。
要約を支える証拠や根拠を簡潔にし、客観的に徹することで、伝えたい要点に説得力を持たせています。
⑤ブランドイメージの向上が期待できます。
豊富なライティングスキルは専門性と信頼性を高めることになります。
なぜなら読み手のニーズを様々な角度から掘り下げ分析した情報をパラグラフライティングの各段落に盛り込むことができるからです。
細分化された情報は専門性と鮮度が高くなり読み手のハートを捉(とら)えやすくなります。
ユーザーの満足度が高まることにより、発信側のブランドイメージを向上させます。
(2)ビジネスシーンへの具体的な使用例。
①ビジネスプロポーザルで投資家のニーズに合った新規案件のプレゼンができます。
パラグラフライティングの型を活用して、新規の事業計画、魅力のある市場調査、競合他社の分析などを簡潔かつ正確に伝える事ができます。
投資家や上級管理者のニーズに応じて、必要な情報の要点を各段落に分かりやすく
纏(まと)めて、具体的な数字やデータで補強したビジネスプランを起案することができます。
②契約者へのレポートの提出が、正確かつ簡潔にわかりやすくできます。
受注中のプロジェクトの進行状況をタイムリーに分かりやすく報告するため、伝えるべき要点を整理整頓し、現状分析と案件の成否の見通しなどを発信します。
ビジネスパートナーの知りたい又は知るべきニーズに合わせてパラグラフライティングで分かりやすく報告することができます。
③長文でも、メールでコミュケーションの拡大をはかれます。
パラグラフライティングは要点を多面的に伝える必要のある長文のメールにも使えます。
各段落に伝えたいポイントごとに整理整頓ができ、分かりやすく纏(まと)めた情報を効率的に伝えることができます。
④マーケティングコンテンツをわかりやすく発信できます。
パラグラフライティングは
・「ブログコンテンツ」
・「自社のwebサイトのコンテンツ」
・「SNS向けの集客、収益の向上目的のコンテンツ」
などに投稿する際に、効率よく自サイトのアピールポイントを伝えることができます。
マーケティングのターゲット(ペルソナ)に要点を分かりやすく伝える事ができるため、興味、関心、共感をよびやすくなります。
マーケティングの向上には不可欠の文章の型になります。
⑤社内コミュケーションを潤滑(じゅんかつ)にします。
社内報やイベントの告知。
業績報告や活動方針など要点を正確に纏(まと)めて伝える事が出来ます。
社内コミュケーションの向上に役立てる事ができる文章の型です。
以上をまとめますと、パラグラフライティングは「要点」を真っ先に伝えるビジネスシーンに様々な形で活用することができます。
ビジネスシーンへのライテイングに使えるパラグラフライテイングを詳しくお知りになられたい方は下記の青色のログインをクリックしてください。
ビジネス文の書き方のコツが掴めます
4.パラグラフライティングのデメリットを補う他の文章の型について
パラグラフライティングは、論理的で分かりやすい、論文などの長文を書くのに向いているのが最大の特徴です。
特徴を発揮するためには、各段落の役割をしっかりと繋(つな)げたアウトラインが命になります。
パラグラフライティングはロジカルライティングの文章の型の1つです。
論理的に分かりやすい文章になります。
特に相手を説得し行動させたい場合「PREP法」という文章の型があります。
また、結論に至った内容をより詳細に伝えたい場合には、「SDS法」という文章の型があります。
しかし、ジャンルや文脈によっては、論理的な展開よりも、文章に個性や感情表現がどうしても必要な場面には「エモーショナルライティング」という別の文章の型があります。
パラグラフライティングは真っ先に「要点」(「結論」)を述べる型です。
まず「結論」有りきで、そこから論理的な思考プロセスで自分の主張を補強していきます。
「結論」を知った読み手は、次の文章が面白くないと感じることがあります。
パラグラフライティングは人間の感情に訴える 場面をとらえるのが難しい、退屈な文章になりがちです。
なぜなら、最初に「結論」が分かっているため、人間の感情の紆余曲折をとらえることができず、無機質で機械的で単調な文書になってしまいがちだからす。
最初に「結論」を伝えるパラグラフライティンが常識の、論文やレポートやプレゼンテーションなどのジャンルでは、感情を盛り込む必要はありません。
パラグラフライティングは人間の感情に訴える 場面をとらえるのが難しい、退屈な文章になりがちです。
読み手の共感を得られず 途中で離脱される可能性もでてきます。
論文やレポートなどの無機質な文章でも、最終「結論」まで論理で 読み手を引っ張る工夫が必要です。
具体的には読み手を意識して、100%自分の主張がわかってもらえるように、アウトラインを工夫(くふう)し、コンクルージョンセンテンスまで引き付ける文章の構成力が必要です。
ロジカルライテイングには、訴えたい主張や要約(トピック)にあわせて、論理的(ロジカル)に文章を作成する場合、パラグラフライテイング以外に2つの文章の型があります。
以下で詳細をのべます。
(1) パラグラフライテイングのデメリットを補うロジカルライテイングの型
⓵SDS法
SDS法は「要約」「概要」「要約」で構成されるロジカルライテイングの型の1つです。
具体的には、
自分が1番言いたい事や、「結論」や「テーマ」(トピック)を決めます。
そして、1番大事な要約やテーマ(トピック)を真っ先に「要約」の型に入れます。
次にその「要約」を説明する「詳細」の型に 理由、事例、証拠、引用資料、や数字などの文章を入れます。
さらに最後に最初の「要約」文を繰り返します。
表現方法、言い回しはちがっても、一番伝えたい「要約」を3回書くのが特徴です。
「詳細」の型は自由です。
「詳細」の内容の自由度が高いのがSDS法の最大の特徴でありメリットでもあります。
その理由は、文章の品質や説得力、厚み、専門性、信頼性などはこの「詳細」の充実度に比例するからです。
前後の「要約」のブレさえ気を付ければ違ったテンプレートをはさみ、長文にもつかえます。
例えば、
・「詳細」の型のところで、PREP法の段落をはめることもできます。
・パラグラフライティング法で「詳細」をまとめることもできます。
・トピックで要約をのべ、それに関連する事例のみ箇条書きで情報を伝えることもできます。
・箇条書きで「詳細」の型に説明(製品仕様、成分、効能など)中心の文章構成も可能です。
・自己紹介文やニュースのように、現状の報告や状況説明にも使えます。章をいれることもできます。
詳細の型の自由度が高いため話題を展開しやすい反面、弱点もあります。
SDS法は自由度が高いため、PREP法のように能動的、積極的に相手を説得し動かすというより、伝えたい内容を詳しくロジカル(論理的)に伝える方に重点を置いた型とご理解下さい。
SDS法の練習法などに興味がおありの方は下記の青色のログインをクリックしてください
SDS法の型の使い方が例文を通じてご理解いただけます。
②PREP法
PREP法は「結論」「理由」「事例」「結論」の型から構成されています。
まず、「結論」を頭にいれてから、関心がわいた「理由」や「事例」をじっくりと読み進めてくれるため、分かりやすく説得力のある文章になります。
最後に再度、同じ「結論」で締めくくり行動につなげます。
文章によるコミュニケーションの目的の一つには、人を納得させて動いてもらう必要があります。
「結論」を最初と最後に伝えることにより、文章に説得力が増し、より書き手の主張が印象に残ります。
「結論」を最初と最後にいれるのは、行動心理学の「初頭効果」と「終末効果」を狙ったものです。
「人は最初の印象と最後の印象によって事象への判断が引きずられる」という行動心理学の心理効果を活かしたもので、社会実験でも立証されています。
詳しくお知りになられたい方は下記の青色のログインをクリックしてみてください。
PREP法は結論を強調する為の文章の型です。
自分の主張通りに読み手を動かせる強力な文章の型です
PREP法にご興味がおありの方は下記の青色のログインをクリックしてください
ログイン - PREP法の書き方のコツを徹底解説!例文とトレーニングでライテイングが劇的に改善
(2) パラグラフライテイングのデメリットを補うエモーショナルライテイングの型
パラグラフライテイングの型は、アイデアや主張を「結論」「理由」「事例」の型にはめ込む制約があります。
アイデアや主張を斬新で自由で創造的な表現や、感情を揺さぶる表現を取り入れるには、パラグライテイングの型では無理な場面があります。
特に感情に訴えるエモーシャルな文章表現が必要な場面では、パラグラフライテイング法の型は不向きです。
但し、SEO対策では「結論ファースト」で論理的に話を進めるロジカルライテイングの型が読者のユーザビリテイの向上には評価されやすいので、ライテイングの型の向き不向きを十分に吟味されたうえで「エモーショナルライテイング」をご検討ください。
主な型を3つご紹介させていただきます。
もちろんこれ以外にもありますので、目的に合わせてお使いください。
以下で詳細を述べます。
⓵PASONA法
エモーシャナルライティングにPASONAの法則があります。
この文章の型に嵌(はめ)て書けば、親近感でひとを動かせるコピーライティングが完成します。
なぜなら、「問題」「煽り」 「解決策」「提案」「絞り込み」「行動」の6つの型に文章を落としこめば自然に立派なコピーライテイングが書ける型になっているからです。
型に沿い、読者さんの悩みによりそいながら感情に訴え、望みの購買行動をしてもらいましょう。
②AIDAMA法
人の感情に訴え商品やサービスを購入してもらうエモーシャルライティングの文章の型に「AIDMAの法則」があります。
「AIDMAの法則」は消費者の購買心理を予測できるため、前もって販売戦略を立てることができます。
なぜなら我々の購買行動は「5段階のプロセス」を経てモノやサービスを購入しているからであります。
AIDMA の購買者心理は商品やサービスの「認知」「興味」「記憶」「欲求」「購入行動」の5つのプロセスであります。
AIDMA の法則で消費者の購買心理を予測し、各プロセスごとに対応する販売戦略を事前に立てることができます。
「ストーリーテリング」には「PASONA法」や「AIDMA法」の様な文章の型はありません。
読者さんに同じ土俵に上がってもらうために、経験談にGAP(ギャップ)を交えたり、失敗談、有名な寓話など「共感してもらえる物語」を引き合いにだしながらゴールに向かって、話しをすすめていくというやり方になります。
「結論」を真っ先に述べ、読者さんの興味を捕えて離さないという話の進め方ではありません。
むしろ、「結論」は最後の展開までハラハラドキドキさせながら読者さんをストーリーに乗せて引っ張っていく進め方です。
ストリーテリングは途中で離脱されないために、ギャップを物語に挟みながら
PERSONA(ペルソナ)に語り掛けるように、二人の「共通の物語」に引き込み、
共感をよび、二人三脚でゴールにたどり着く文章の書き方です。
ストリーテリングの文章の型にご興味がおありの方は下記の青色のログインをクリックして見てください
パラグラフライテイング法はロジカルライテイングの文章の型の1つです。
メリットとともにデメリットもあります。
そのデメリットを補うために、上記のようなライテイングの型があります。
文章の型は、あくまでも、「読者ファースト」です。
ストレスフリーで正確な情報を分かりやすくお届けできる文章の型を選択してください。
5.パラグラフライテイングの自己紹介文と書き方のコツ
(1)就職活動用の自己紹介文(自己プロフィール)
ビジネスシーン以外の就職活動の「自己紹介文」や「面接」などにもパラゲラフライテイング法が有効です。
大切なのは相手のニーズに合わせて「自分の強み」はなにか?が伝えるべきTOPIC「結論」です。
パラグラフライテイング法の型で「自分の強み」について自己紹介文で伝えてみましょう
TOPIC (結論) : 自分の強みは「我慢強い」ことです。
Reason(理由) : その理由は、学生時代に4年間バレーボール部で1日も休まず、部活をつずけてきたからです。
Example(事例) :後輩をベンチから応援する日々がつずきました。
継続は力を信じて「我慢強く」基本練習をつずけました。
未経験から始め4年目でレギュラーになれました。
華やかさはなかったです。
地味な日々の繰り返しでした。
4年目に副キャプテンもまかされました。
これで、1段落です。
あとは自分のテーマの「我慢強さ」に関するTOPIC(要約)を段落の必要数におうじてつないでいくだけです。
自己紹介(PR)のコツは「ウォンツ」と「ニーズ」の整理です。
求人広告は「求む大卒」としましょう。
これは求人側(=会社)の「ウォンツ」です。
採用担当者の「ニーズ」は「社内の人に迷惑をかけずに責任を持って我慢強く仕事ができる人」です。
「ニーズ」は心理ですから、潜在していることがほとんどです。
分かりません。
表には出てこない、出さない、出せない欲求です。
これを「ニーズ」と定義させてください。
普段の「気ずかい」から入る「起承転結」法でしたら、大学で「4年間部活を経験」しましたから入りますよね。
最後の結論でやっと「我慢強さならだれにも負けません」になります。
でも残念ながら、冷たい話しですが、ビジネスシーンでは「大卒」や「部活経験」は採用担当者にはどうでもいい話しなんですよね。
最後の「自分の強みは我慢強さ」という結論がでるまでイライラさされるわけです。
なぜかといいますと採用担当者の「悩み」や「ニーズ」は、当社に役立つ「能力」をもっているかが、答えとして欲しいわけです。
「能力」を求むのニーズにたいして欲しい答えが、「我慢強さ」なら誰にも負けませんの回答です。
これが採用担当者が求めている、あなたの第一声の「POINT(要約)」ファーストになります。
この第一声でグイット担当者のハートをつかむわけです。
「ニーズ」に応(こた)えた「結論」から逆算して「理由をおしえて?」「事例や根拠はありますか?」さらに「当社でその我慢強さをどう活かしたいの?」
採用担当者の前のめりの質問(心理状態にそって)に対してパラグラフライテイング法の型通りに答えていくわけです。
ビジネスシーンでは第一声で全てがきまります。
なぜなら、ビジネスシーンでは第一声であなたの全てが値踏みされるからです。
(2)最終的にはベネフィットが伝わる文章をSTEPを踏んで作りましょう。
文章例
PREP法を使えば文章が苦手な人でも劇的にわかりやすい文章がかけます。
あなたは「これから、生涯、文章が分かりやすい」と褒められるでしょう
なぜなら、「結論」「理由」「事例」「結論」の決まった型に半自動的に文章を当てはめていくだけです。
例えば
一(いち)から文章の構成を考える必要はなく、決まった型に半自動的に情報を当てはめるだけでノーストレスで早く文章を書くことができます。
「結論」ファーストの文章の型の為、ビジネスシーンに向にむいています
ビジネスシーンではとにかく早く「結論」を知りたいからです。
「 結論」を頭に入れて「理由」や「事例」を読み進めていくため、文章の内容を効率的に理解できます。
「結論」を二回繰り返す為、印象に残りやすくなり人を動かせます。
人は最初と最後の言葉でほぼ印象を決定しがちだからです。
行動心理学の心理効果で「初頭効果」と「終末効果」で人は判断しがちという社会実験で立証されています。
論理的に相手を説得し動かすPREP法の伝え方は、ビジネスマンなら必須アイテムです。
文章で成果がでれば社内でも「文章が上手い」と評価が上がるでしょう。
これで1段落です。
STEPを踏んで説明します。
STEP⓵
PERSONA(ペルソナ)を設定する→文章の書き方が苦手なビジネスマン
STEP②
PERSONA(ペルソナ)のウオンツ(Want)とニーズ(Need)を整理整頓します。→ニーズは「褒(ほ)められたい」を満たすことで明るい未来に繋がるベネフィットを探ります
ちなみにウオンツは「簡単に文章を書ける方法」です。
ウオンツを満たしてもPERSONA(ペルソナ)の満足感は不完全燃焼です。
STEP③
PERSONA(ペルソナ)にベネフィットを示し行動を即します→他人に褒められる
STEP⓸
ベネフィット「褒められる」に向けた要約文をつくる。
特に第一段落の最初の要約文は「ヘッドライン」に相当するぐらい、全ての文章が引っ張られていきます。
人に動いてもらうための「ベネフィット」の伝え方がチグハグなら充分時間を使って繰り返し推敲を重ねてください。
人の潜在ニーズを満たしてあげましょう。
本当は何が欲しいのか、なにを解決すれば明るい未来につながるのかを、先頭行でズバリ書きましょう。
なぜなら、要約文に説得力がなければ、矛盾していれば、いくら次の文章を書いても的外れになり、人は動いてはくれないからです。
書き始めるまえに要約文をしっかりとおさえないと全てが無駄だからです。
6.パラグラフライティングのアウトラインについて
パラグラフライティングのアウトラインとは 、話題の 展開のあらすじを視覚化したものです。
アウトラインを作ることで各段落の役割をしっかりと認識しながら、話しの道筋をつけていくことができます。
なぜなら各段楽は独立したものではなく、読み手の心理効果を前もって推し測っておく必要があるからです。
例えば読み手は結論を知って関心を示したあとには理由をしりたがり、より詳しい内容を知りたがり、結論の根拠や証拠をしりたがります。
出費を伴う場合には、投資するだけのベネフィットもいずれの段落に盛り込む必要があります。
アウトラインは、この読み手の心理を先取りし、各段落に役割を分担させ、さらに1つのテーマに向かって自分の主張が100%わかってもらえるように、論理的に各段落を繋いでいく作業になります。
アウトラインがしっかりつくれ、各段落の役割が決まっていれば、各段落の主張や補強文の配置は半自動的に決まってきます。
アウトラインは建物に例えましたら、建物の全体の設計図に相当します。
アウトライン設定のステップは下記の通りです。
第1ステップ:文章のテーマを明確にする
第2ステップ:テーマに関連する資料、証拠、データー、話題やアイデアなどをリストアップする
第3ステップ:証拠やデーター及び話題やアイデアなどをアウトラインの各段落の役割に合わせて整理し重要度や関連性に応じて 順序付けをする
第4ステップ:各パラグラフ(段落)のトピックセンテンス(各段落の要約文)を作る
第5ステップ:証拠やデーター及び話題やアイデアでトピックセンテンスを補強する
大事なことは、いきなり書き出さないということです。
その理由は以下の通りだからです。
⓵テーマ(=ゴール)に向けての各段落の役割分担がしっかりとれているかということがとても大切です。
②各段落をつないでみて、テーマに基づいた整合性があり、論理に矛盾や無理がないかということをこのアウトラインの段階でしっかりと見極めておく必要があります。
③軸組み工法の建物にたとえれば、アウトラインは設計図にあたり、各段落の要約(トピックセンテンス)は「基礎」、「土台」、「柱」、「梁〈はり」「屋根」にあたります。
④各段落の要約(トピックセンテンス}をつなげてみてテーマ(主張)から結論まで首尾一貫しているかが大事です。
⓹これを見極めてからトピックセンテンスを補強する「理由」、「解説」、「証拠」などの文が肉ずけされていきます。
軸組み工法の建物に例えましたら、床には畳、壁には窓ガラス、屋根には瓦が必要だなといったように肉ずけしていくわけです。
以上の理由から、アウトラインは文章の骨組み・命 となるものです。
アウトラインを作ることで 文章の流れや論理性を確認したり、不要な内容や 重複した内容を削除したりすることができます
なぜなら、各段落の主張(トピックセンテンス)を繋ぐと文章の要約文に自然になるからです。
文章の要約文がテーマ(=ゴール)に照らして分かりづらい、矛盾や無理があればアウトラインは未完成です。
何度も何度も修正し完成にこだわります。
なぜなら、ここが甘いと、いい文章(=建物)にならないことがわかっているからです。
このように、アウトラインは書き手の思考過程を可視化するとても大切な作業になります。
パラグラフライティングのアウトラインとは 話題 の展開の道筋を示すものです。
アウトラインを作ることで各段落の役割もきまります。
7.小論文の基本的構成を意識しながらアウトラインで各段落のつながりをチェックします
論理的思考過程を経てテーマに対する回答(結論)を、多面的に文章で伝えるにはパラグラフライティングが有効で適切です。
なぜなら、各段落の先頭行で要約(トピックセンテンス)を書き、読み手は先頭の要約文を繋(つな)げれば、厖大な量の小論文でも短時間で要点がつかめるからです。
小論文の型も多種多様で、提出先のフォーマットに合わせて提出すべきです。
この章では仮に、「関西大学 商学部の論文の書き方ガイド」のフォーマットに合わせて、各章をパラグラフライティングの「トピックセンテンス」とみたてて書くステップを踏(ふ)んでみました。
なぜなら、論文に明確な型はないからです。
読み手が要求する型で提出すべきだからです。
読み手に分かりやすく伝わる論文の型を各位で考案され、ご使用下さい。
仮に、「関西大学 商学部の論文の書き方ガイド」を下敷きにし、トピックセンテンスを各章に振り分けたものとご理解下さい。
各ステップのいずれかが、不必要でしたら省いて下さい。
(1)読み手を意識した、小論文の基本的構成を下敷きにしたアウトラインの設定、視覚化が大切です。
なぜなら小論文などの長文では、段落が複数になるからです。
例えば、テーマの課題に対する解答までの道筋が、論理的思考過程(=アウトライン)を経て過不足なく各段落で繋がっているかを事前にチェックします。
いわゆる論理的思考で道筋が立っているかをアウトラインで確認します。
各段落のトピックスを実際に書いてつなげてみます。
澱(よど)みなく繋がっていればアウトラインは活きているわけです。
文章の要約文として、読み手に分かりやすく理解してもらえるかの視覚化が必要になります。
小論文の基本的構成であります、要約→序論(テーマ)→本論→結論→引用・参考文献の論理的思考過程を、パラグラフライテイングの論理的思考過程(アウトライン)の視覚化の為の下敷(下敷き)にしております。
(2)論文の基本的構成とは(関西大学 商学部 論文の書き方ガイドより抜粋)
⓵要約
論文全体の内容を要約する部分。
全体の概要を簡潔に纏める。
②序論
(見出しは「序」「始めに」になる)
論文全体の研究テーマ(課題)である問いかけを発する部分。
課題設定の意義を明確にする。
③本論
序論の研究課題を受けて論理的あるいは実証的に研究内容を展開する部分である。
各章に別れ、見出しはその章の論理的に展開された内容を的確に要約する。
各章は独立したものではなく、明快な論理的な繋がりをもったものでなければならない
1つの章には小見出しに節や番号や記号を付け、図や表も使って分かりやすく書く。
④結論
「終りに」、「結びに」になる。
研究の結果を述べる部分である。
結論は序論の研究テーマの問いかけに対する答えを述べる。
⓹引用・参考文献
1)論文には独自性が求められる。
論文とは、自ら考案した研究テーマの事象を調べるために、客観的な文献や資料を分析・考察した事実にもとずいて、自分独自の結論を導き出した文章のことであります。
2)著者のテーマ設定から結論にいたるまでの独自性が求められ、自らの問題解決の意思に基ずき文献や資料を収集、分析、検討、整理、考察、した結果の結論の導き方であります。
3)従いまして、自らの考案と区別する為、第三者がわかるように引用文献、資料の使用を明記しておく必要があります。」
(3)論文の構成文の一例(関西大学商学部 論文の書き方ガイドより抜粋)
要約
目次
はじめに (序論:テーマ)
第一章 「見出し」
第一節
「見出し」
(1)
(2)
第二章 「見出し」
第二節
「見出し」
(1)
(2)
・
・
・
おわりに(総論)
引用・参考文献
8.〔練習用〕パラグラフライテイング法での小論文作成の7Step
見出しの通り、〔練習用〕で、テンプレートの章ではありません。
ご不用のステップはスキップしてください。
なぜ、練習するかともうしますと、いくらパラグラフライティングのような優れたスキルでも、書いて練習し投稿しないと身についていかないからです。
当然、間違いや失敗はつきものです。
しかしその中からは次回はこうしようという「反省点」や「気ずき」が見つかります。
失敗しても、投稿(とうこう)して世に問う緊張感が大切です。
何故なら、、必ずアウトプットし世に問う姿勢でインプットする緊張感は、経験上役に立って来たからです。
この、小論文もテンプレートではなく、ブログなどに、投稿するのを前提とした練習用です。
小論文を練習用にしましたが、
140文字数のツイッターでパラグラフライティングで投稿されても、世に問う緊張感は同じです。
OUTPUTする緊張感が上達を加速し、多く「反省点」や「気ずき」を獲得できます。
STEP1:
「論文の書き方ガイドライン」より論文の基本構成が理解できました。
小論文の基本的構成であります、要約→序論(テーマ)→本論→結論→引用・参考文献
STEP2:
アウトライン(どの内容をどの順序で書いていくのか)を設定します。
段落1→段落2→段落3→段落4→段落5→段落・・・
STEP3:
パラグラフライテイングのアウトラインの各段落の役割ごとにトピックセンテンスを書いていきます。
小論文の基本的構成を意識しながら各段落のトピックセンテンスを視覚化し繋いでいきます。
アウトラインを決めるために、各段落は小論文の構成を意識しながら、「1トピック1パラグラフ」の原則を踏まえ、段落を増やしたり減らしたり調整していきます。
STEP4:
アウトラインの各段落のトピック候補を書きだしていきます。
STEP5:
トピックセンテンス1~5を繋いで要約文にまとめます。
【エネルギー供給の多様性にメタンハイドレードは期待されている】のテーマの答えとして論理的につながるように推敲、修正をくりかえします。
STEP6:
小論文の基本的構成文を決めておきます。
特に、本論に小見出しや節がいくつ必要か構成を決めておきます。
STEP7:
【小論文作成】
小論文の構成文に、パラグラフライテイングのアウトラインで書きだした
トピックセンテンスを小論文の基本的構成文に割り振りふっていきます。
各STEPの詳細を述べます。
STEP1:
「論文の書き方ガイドライン」より論文の基本構成が理解できました。
小論文の基本的構成であります、要約→序論(テーマ)→本論→結論→引用・参考文献
STEP2:
アウトライン(どの内容をどの順序で書いていくのか)を設定します。
段落1→段落2→段落3→段落4→段落5→段落・・・
STEP3:
パラグラフライテイングのアウトラインの各段落の役割ごとにトピックセンテンスを書いていきます。
小論文の基本的構成を意識しながら各段落のトピックセンテンスを視覚化し繋いでいきます。
アウトラインを決めるために、各段落は
小論文の構成を意識しながら1トピック1パラグラフの原則を踏まえ段落を増やしたり減らしたり調整していきます。
STEP4:
アウトラインの各段落のトピック候補を書きだしていきます。
テーマ:
【エネルギー供給の多様性にメタンハイドレートは期待されている】
にそって各段落の役割ごとに、トピックセンテンス候補を書きだしていく。
トピック1:
エネルギー政策に多様性が更に求められている。
理由は、石油危機や原発事故を経てリスク軽減の為の多様なエネルギー源を求める施策が求められているから
エネルギー危機に対応出来るよに柔軟にバランスのとれた、政策の多様性が必要である
輸入にばかり頼らず、自前のエネルギー源を探査し回収しエネルギーに変換する
環境に負荷がかからないエネルギー政策がもとめられている。
世界で第4番目の海洋面積の日本の特徴を生かした海洋開発が期待されている
排他的経済水域で、日本が独自で海洋技術を発揮できるようなエネルギー変換可能な海洋資源を回収、エネルギー変換、商用利用できる資源開発に期待
トピック2:
日本のエネルギー政策の現状は自給率があいかわらず低い
期待に反し現状は、円安に加え石油価格や天然ガスの高騰による庶民生活の圧迫の繰り返しである。
起死回生の原子力発電への新規投資も国民の理解を得るには程遠い状態
カーボンニュートラル2050年に掲げ地球にやさしいエネルギー政策が必要
再生可能(太陽光、風力、地熱等)エネルギーに加えエネルギー政策の多様性を要求されつずけている。
トピック3:
多様なエネルギー供給源の1つとしてメタンハイドレードが期待されつずけてきた
メタンハイドレードの特徴
高圧力、低温で存在し、深海域や寒冷地の氷の中に存在する
地表ではメタンが分解され火を近ずけるともえる
「燃える氷」とよばれている
二酸化炭素の排出量が石油や石炭に 比べて70%ぐらいに抑えられる
熱への変換効率が良い
エネルギー源だけでなく、水素やエタノールの生産にも利用される
膨大な埋蔵量 が確認されている
排他的経済水域で膨大な埋蔵量のメタンハイドレードが調査発見され ている
トピック4:
令和四年度のメタンハイドレ ート研究開発等事業費の国家予算は272.7億円である。
事業計画は3本を柱としている
2国内石油天然ガス試錐支援
3メタンンハイドレードの研究開発
トピック5:
メタンハイドレードは2023〜2027年度商用化プロジェクト開始に向けて資源開発計画がすすめられている。
STEP5:
トピックセンテンス1~5を繋いで要約文にまとめ、テーマの【エネルギー供給の多様性にメタンハイドレードは期待されている】の答えとして論理的につながるように修正する。
【要約文】での文章の整合性の確認(各トピックを繋がりが澱みないかの視覚・音読確認)
繋(つな)がっていればアウトラインの完成です。
要約文(アウトライン)
エネルギー政策に多様性が更に求められている。
日本のエネルギー政策の現状は自給率があいかわらず低い
多様なエネルギー供給源の1つとしてメタンハイドレードが期待されつずけてきた
令和四年度の国家予算は272.7億円である。事業計画は3本を柱としている
メタンハイドレードは2023〜2027年度商用化プロジェクト開始に向けて資源開発計画がすすめられている。
STEP6:
小論文の基本的構成文を決めておく。
特に本論に「小見出し」や節がいくつ必要か構成を決めておく
「小見出し」はSTEP5でアウトラインの繋(つな)がりを確認済のトピックセンテンスの5つの文章が「小見出し」になります。
第1段落:要約
第2段落:序論(テーマ)
第3段落:本論
小見出し1
小見出し 2
小見出し 3
小見出し 4
小見出し 5
第4段落:結論
第5段落:引用・参考文献
STEP7:
【小論文作成】
小論文の構成文にSTEP4でパラグラフライテイングのアウトラインで書きだしたトピックセンテンスを小論文の基本的構成文に割り振りふっていきます。
この時大事なのは、STEP6で要約文に論理的な繋がりが確認できていれば、各章には半自動的に割り振ったほうがよいとおもいます。
その理由は、悩み苦しみ書き直すのはSTEP6の段階までで、ここで決めないといつまでたっても補強文が進まないからです。
書いていくうちちに、トピックセンテンスを加えたり、修正したくなりがちです。
でも、ここは堪(こら)えましょう。
最大の理由は、「いつまでたっても行きつ戻りつ」では、書くのがストレスになるからです。
「小見出し」や「節」で「トピックセンテンス」を補強する「理由」や「解説」、「図表」、「証拠」、「数字」、「根拠」などもトピックセンテンスに合わせて半自動的に取捨選択し論文を作成しましょう。
やり直すなら、苦しむなら、悩むなら、STEP6まででです。
STEP6までで、アウトラインを決めておく。
ここにパラグラフライテイングの真価があります。
あとはもう今更迷わないということです。
骨組みは絶対に変えないということです。
あとは、半自動的に文章を割り振るということです。
どうしても、新しいトピックセンテンスを加えたい場合は、もはや、別の論文で書きましょう。
とにかく、目の前の論文を一気に完成させてください。
骨組み(アウトライン)は絶体に修正しないでください。
なぜなら、折角、論理的に完成させているのに、「肉付け」したあとで、「骨組み」をいじると論理の破綻や矛盾点が「肉付け」で隠れてしまうおそれがあるからです。
もし、不満や疑問点や野望が湧いてきて「骨組み」を変えたいのでしたら、別の論文を1(いち)から書きましょう。
文章が苦手な方は
STEP7までのいずれかが、欠如していませんでしたか?
文章の書き方がわからない
レポートや小論文の提出に時間がとられる
そもそも書くのが、おっくうだ!
文章が苦手な原因はSTEPを踏まずに書いているからです。
アウトラインに沿って書くことがができれば、小論文のような長文でもあなたの文章は劇的に変わります。
【小論文】例文
【主題】 エネルギー供給の多様性にメタンハイドレートは寄与できるかの考察
【序論】
日本を取り巻くエネルギーの国際環境は依然厳しい。
なぜなら、日本のエネルギー自給率は10%台で、海外調達に依存しているからだ。
例えば、20222のウクライナ紛争依頼天然ガスが高騰したり、他国の紛争が促、自国のエネルギー危機となってはねかえってくりる。
割高でも、安全保障の観点から自分の足で立てる能力はつけていくべきだ。
日本の排他的経済水域で大量の賦存が確認され次世代のエネルギー源としての期待が依然高いメタンハイドレートについて、特徴や開発状況などについての経過の確認と日本のエネルギー政策に寄与できるかの考察が本論文の主な内容である。
深海での、低温・高圧力の条件でのみ存在できる「燃える氷」は開発の障壁が高い。
メタンハイドレードは、採掘やエネルギー変換のさらなる技術改革と変換効率の
向上により、課題を克服し商業ベースにのせネルギー供給の多様性に寄与できる
ことを期待されている。
官民挙げてのメタンハイドレードの開発への具体的な解決策が進んでおり商業ベースに向けての夢から現実への本気度が加速している。
【目次】
第1章 エネルギー政策に多様性が求められている。
第2章 自給率が以前として低いのが日本のエネルギー政策の現状 である
第3章 多様なエネルギー供給源の1つとしてメタンハイドレードが期待されつずけてきた。
第四章 令和四年度のメタンハイトレート関連予算は272.7億円
第五章:メタンハイドレートは2023〜2027年度商用化プロジェクト開始に向けて資源開発計画がすすめられている。
本論は日本のエネルギー供給の多様性に、近い将来メタンハイドレードは寄与できるのかという問題への考察を論じたものである。
【本論】
第1章
エネルギー政策に多様性が求められている。
なぜなら日本のエネルギー自給率は10%台で、以前、海外調達に依存しているからだ。
自分の足で立つ。エネルギー政策は、自国の安全保障及び原産国から見た日本の底力を見直させるうえで非常に大切な政策である。
海洋資源をまず排他的経済水域から採掘し利用可能なエネルギー資源に転換する。
最低でも取り組んでいくべき課題で、日本のエネルギーの多様性にとって非常に重要な施策である。
第2章
自給率が以前として低いのが日本のエネルギー政策の現状 である <3>
(1)2020年で自給率11.3% OECD加盟国38カ国中37位である。
(2)2021年度の化石燃料の輸入依存度は83.2%である。
第3章
多様なエネルギー供給源の1つとしてメタンハイドレードが期待されつずけてきた。
(1)メタンハイドレートとは<6>
天然ガスの主成分の「メタンガス」が、水分子と結合してできる氷(こおり)状の物質である。
火を近づけると燃える為「燃える氷」ともよばれている。
(2)小さな体積から、たくさんのエネルギーを生み出すことができる。
1立方メートルのメタンハイドレートの塊から160立方メートルのメタンガスを取り出すことができる。
(3)CO2を30%削減できる。
石油や石炭などの主力の化石燃料より
CO2の排出量が30%少ない。
第四章
令和四年度のメタンハイトレート関連予算は272.7億円
(1)事業目的・概要
日本周辺海域に一定の資源量が期待される在来・非在来型の石油・天然ガスを安 定的なエネルギー資源として利用可能とする為、「エネルギー基本計画」(平成30年7月閣議決定)に等に基ずき資源量調査や技術開発等を実施する。
(2)事業計画は3本を柱としている
(2)-1国内石油天然ガス基礎物理探査<1>JOGMEが保有する三次元物理探査船「たんさ」を用いて日本周辺海域の未探地域等における石油・天然ガスのポテンシャル及びCCS適地を把握する為の調査を実施する。
(2)-2国内石油天然ガス試錐支援<2>
(2)-1の結果等を踏まえ民間企業が実施する試錐(掘削調査)に対して経費の一部を補助する。
(2)-3メタンハイドレートの研究 開発
日本周辺海域に相当量の存在が期待できるメタンハイドレートについて、日本の安定供給に資する重要なエネルギー資源として、将来の商業生産を可能とする為の技術開発を行う。
(3)事業の成果目標
民間企業が主導する商業化に向けたプロジェクトが令和5年~9年度の間の開始を目指す。
第五章:
メタンハイドレートは2023〜2027年度商用化プロジェクト開始に向けて資源開発計画がすすめられている。
(1)-1砂層型は推定1.1兆立方メートル
日本の天然ガス使用量の10年分
太平洋側の東部南海トラフ海域に、水深500m以深の海底より、数百mの砂質層内に、砂と混じり合った状態で存在している
(1)-2表層型は推定6億立方メートル
日本の天然ガス使用量の2日分
水深500m以深の海底及び浅い深度の泥層に塊(かたまり)状態で存在し、日本海側中心に賦存(ふそん) が確認されている
(2)砂層型では、洋上試験で、減圧方式で2回天然ガスの生産の実績有り。
(2-)1.2013第1回海洋産出試験実施
減圧法で水とメタンの分離に成功。
(2)-2.2017第2回海洋産出試験実施
(3)2023〜2027年度商用化プロジェクト開始に向けて障害は多い。
2回の海洋産出試験で砂層型のメタンハイドレートには、従来の海洋掘削技術を応用しながら、減圧法でメタンと水の分離も実証され、天然ガスを洋上で生産できた。
深海に眠り、低温高圧が存続条件でしかも個体であるという、厳しい条件のもと技術面、採算面、環境面などの難問の解決に官民上げて取り組んでいる最中である。
今までの経験値を活かし、2023年〜2027年度に商用ベースにのせ、日本のエネルギー供給の多様化に向けての資源開発計画がすすめられている。
【結論】
原子力発電政策も国民の理解、信頼を回復するには相当な時間がかかるであろう。
当面の日本はエネルギー危機は逃れられない脆弱(ぜいじゃく)な体質が続く。
なぜなら、エネルギー自給率が依然10%台だからである。
太陽光や風力などの再生エネルギーに加えて、自前のエネルギー源の供給の多様性を模索しつずけなければならない。
エネルギーの多様性に寄与が期待される、メタンハイドレートは深海での、低温・高圧力の条件でのみ存在できる「燃える氷」とよばれている。
従来の海洋技術の転用により「減圧法」という工法で水」とメタンを分離し試験段階とはいえ、実際に2度のメタンガスの洋上での生産に成功している。
メタンハイドレードの採掘、エネルギー変換などのさらなる技術改革と変換効率の向上を目指しながらメタンハイドレードは2023〜2027年度商用化プロジェクト開始に向けて資源開発計画がすすめられている。
このような資源開発状況であるが2回の洋上生産には成功している。
日本のエネルギーの安全保障にとっては放棄すべき課題ではない。
メナタンハイドレートの開発は継続すべきであります。
・参考資料
<2>資源エネルギー庁 資源資材部 政策課
<3>資源エネルギー ホームページ
以上
追記。
本記事の「アウトライン」をテーマにした練習にあたっては、下記ブログコンテンツを勝手に下敷(教科書)きにさせていただきました。
石原尚先生、誠にありがとうございました。
まとめ
ロジカルライテイングの文章の型の1つであるパラグラフライテイングは、論理的思考で結論までつないでいく論文などにむいています。
なぜかといえば、テーマにそってアウトラインをつくり、各段落の役割をしっかりと把握できれば、テーマの結論まで論理的につないでいきやすい文章の型になっているからです。
例えば、文章の筋書き(各段落の役割)を考えたアウトラインをしっかり決めておけば、後はパラグラフライテイングの1トピック1パラグラフのルール通り、各段落に半自動的に文章を割り振るだけであります。
さらに、読み手にとっても、書き手の主張を各段落の先頭文を繋げば要約でき、「結論」を踏まえながら長文でも短時間で正確に内容を読み取ることができます。
ロジカルライテイングの型の1つであるパラグラフライテイングは、論理的にテーマの結論まで分かりやすく正確につないでいく、論文などの長文などにもにむいています。
アウトラインに基ずいた長文の練習の為、小論文の骨子を書いてみました
各トピックセンテンスをつなげて要約文として整っていれば、アウトラインはしっかりとできているわけです。
後は求められる小論文のレベルに合わせて「要約」に至る「理由」、「内容の解説」、「証拠」、「引用文献」などを必要に応じて肉付けしていけばよく、半自動的にストレスなく書くことができます。
ロジカルライテイングは論理的に自分の主張を分かりやすく正確に伝えられる文章です。
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最後に自己紹介させて下さい。
皆様の「ブログ」通して私の思いをやさしく、綺麗に伝えられる「ライテイング」のスキルを独学中です。
私の「ブログ」の特徴は学んだスキルの実践・練習と投稿です。
解説書ではありません。
「ライテイング」のスキルの練習と実践による失敗と思考錯誤の記録です。
法人相手の営業を25年経験しました。
営業で学んだことは、「情報」を物に変え、物をお金に変えれるという、「情報」の持つ価値と使い方でした。
実践から「気ずいた」情報を、「ブログ」を通じて、皆様に分かりやすくお伝えするのを目標に当ブログを運営中です。
私同様、「ブログ」の質の向上を目指されているあなたと、思考錯誤から「ライテイング」のスキルアップに有効な「気づいた」点をシェアーしながら、このブログを育てていきたいと考えております。
私にあなたのお力をおかしください。
最後までお読みいただきありがとうございました。