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認知バイアス。ついついやってしまう偏った判断の意味と種類と防止策。


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20230912更新しました

 私達の脳は判断に迷った時、経験や思い込みで「えいやっと」瞬時に決めてしまうことが往々にしてあるようです。

 なぜなら、その方が楽だからです。 

 論理的に考えぬくのは疲れるから、脳は避けたいみたいですね

 以外でしたね、脳は思考回路のかたまりばかりだと思っていました。

 脳もたまには歩くよりもタクシーに乗りたい時があるみたいですね。

 「今日の昼ご飯なににしよう?」 

脳へのこの真剣なクエッションに

 脳は「 あの店、大勢の人がならんでるからとりあえず並んだら」と回答します。

 「隣の店は、誰も並んでないからダメ」と追加回答します。 

 そらそうですよね、「いちいち昼ごはんなんか考えてられるか」というのが脳の本音かもしれませんね。

 冷静に1日をふりかえったら、脳みそが汗を滴らせるほど論理的に考え抜いたことは思い込うかびませんでした。

 これは私の1日で、読者さんの1日ではありません。

 私の1日はこのルーティンで結果オーライなんですが、認知バイアスにより、人は「ちょっと考えればわかるような」簡単な間違いをおかしてしまいまいがちです。

 時として、人間関係を台無しにしたり、財産や生命に関わる事態を招かくことが起こるかもしれません。

 認知バイアスを避ける事はできません。

 むしろ、認知バイアスある。ということを知っておくことが大事なのです。

 バイアスは偏り(かたより)を意味する言葉です。

 物事の判断を経験や固定観念に従うことで、非合理的な考えをすることを認知バイアスと心理学は意味づけています。

 自分の思い込みや、置かれた立場や環境によって無意識のうちに合理的ではない判断をしてしまうことがおいおいあるのです。

 なぜなら、社会を構成している私達は、自他ともに、冷静で論理的な思考回路で動いているわけではないからです。

 思い込みにより、まわりにどんな情報があっても、最初の思い込みを補強する情報ばかりを取捨選択してしまいます。

 認知バイアスは多種多様で、日々の生活できずかずに起こっています。

 対策は、脳を絶えず見張ること。

 別の判断の基軸を持つことが大切になります。

 認知バイアスを避けることはできません。

 

目次

 

1.認知バイアスとは

 物事の判断が、直感、経験、先入観などによって非合理的になる事を認知バイアスと言います。

 なぜなら、認知心理学社会心理学などの分野では脳に余計な負担を与えないための機能や工夫でもあると認められているからです。

 生活習慣からの固定観念や、保身や心配事、などから起こる認知バイアスは避けることが難しいらしいです。

 むしろ、認知バイアスの存在を認識し、合理的な判断軸を持つことで、思い込みによる偏った判断を減らすことは可能です。

2.身近な「あるある」認知バイアス

 程度の差こそあれ、思い当たる認知バイアスの例です。

(1)コンコルド効果

 開発途中で既に採算割れが予測されていました。

 しかし、開発・就航を続行して遂には商業的に破綻した超音速旅客機「コンコルド」の失敗が由来名です。

 投資の継続が損失の拡大につながると分かっていても、それまでに費やした労力やお金、時間などに固執して損切りできない心理現象のことです。

 サンクコスト(埋没費用(効果とも呼ばれます。

(2)ハロー効果

 後光効果とよばれています。

ハロー効果とは、ある特定のものに対する評価が全く因果関係を持たない評価につながることです。

 情報量が少ない状況で、情報不足を埋めようとする人間の脳の働きが関係しているとらしいです。

 有名人を商品の CM に起用するといった手法があります。

(3)バンドワゴン効果

 大勢の人が選択してる判断は、個人の判断よりも正確であると思い込んでしまうバイアスの事です。

 その結果、大勢が選んでいる、持っているから良いものだろうという認識になります。

 インフルエンサーによるマーケティングもその一環であり、 SNS で圧倒的な「いいね」を得ているものほど良い商品であると支持されがちです。

(4)確証バイアス

 自分の意見や考えを主張したい時に、自分に都合の良い情報や思い込みを正当化する情報を無意識に集めがちです。

 また、意見の異なる人に対しは、無意識に遠ざけてしまいます。

 人間の脳は不協和の状態の時は居心地がいい状態ではありません。

その不協和を改善するために確証バイアスが起こります。

 なぜなら、人間は直観で判断する方が楽に生きれるからです。

 人は、本能的に楽をして生きたいのです。

 人間には、脳や身体を使った労力を使わずに生き抜くようにできているからです。

 自動車などの発明はその好例です。

 直観を覆す事実を探してまで逆の考えを持つという動作は大変な労力です。

 直観的に生きた方が楽という心理から確証バイアスが生まれます。

 もう1つの理由は、自己への評価は他人の評価よりも高い傾向にあります。

 つまり、自己の判断が1番と考えることが自信過剰につながり、反証する情報を信じずに確証バイアスが生まれるということにもなります。

(5)内集団バイアス

 他の集団と比較することで自分が所属している集団にいる人が優れていると見てしまうことです。

 このバイアスにより、外部の集団に対して差別的に接することもあります。

(6)後知恵バイアス

 ある問題が起こった後に

「そうなると思っていたんだよ」とよく言っている人を見かけます。

 後知恵バイアスとは結果が出た後に、その結果を予想できていたと、最初から結果を知っていたかのように結果と自分の考えを一致させようとすることを言います

(7)正常性バイアス

 異常事態に直面した時に、正常の範囲内だと認識することです。

 例えば、大災害でも、ま、自分は大丈夫だろうと思って避難しないような場面です。

 自分だけは助かる、大事にはいたらないと危険を最小評価する過信が正常性バイアスを招きます。

(8)自己奉仕バイアス

 成功は自分の能力せい、失敗は自分ではどうしようもない他のせいと考えてしまう傾向。

 仕事で結果を出した時は自分の能力が高いから、失敗した時は周りの能力が低いからと他人のせいにします。

(9)透明性の錯覚

 理解されていると勘違する。

自分の感情や考えは十二分に他者に伝わっていると思う錯覚です。

 周りに報・連・相や確認もせず勝手に進めてばかりいると、浮いてしまいます。

 説明不足が原因です。

3.認知バイアスを防ぐ方法

(1)適切かどうかの判断軸を持つ

 判断に迷った時、目的を整理し、判断の軸をしっかりと持つことでリスクを軽減することができます 。

 例えば、人気商品だからという理由だけで購入するのではなく、他社の製品と比較して判断の軸を持つことで認知バイアスによるバンドワゴン効果による失敗は防ぐことができます。

(2)因果関係を分析して前提を疑う
 商品の売り上げが減少したとして、その理由が商品の内容と市場とのアンマッチであると分析したとします。

 内集団バイアスの影響を大きく受けていれば、自社商品が市場の需要にマッチしていなかったという内的な要因に目を向けにくいです。

 しかし売上減少傾向の因果関係が客観的な裏付けがとれれば内部のしがらみを断ち切って、抜本的な改革が必要になるでしよう。

まとめ

 物事の判断を経験や固定観念に従うことで、非合理的な考えをすることを認知バイアスと心理学は意味づけています。

 自分の思い込みや、置かれた立場や環境によって無意識のうちに合理的ではない判断をしてしまうことがおいおいあるのです。

 なぜなら、社会を構成してる私達は、自他ともに、冷静で論理的な思考回路で動いているわけではないからです。

 認知バイアスは多種多様で、日々の生活で気ずかずに起こっています。

 脳を絶えず見張ること。

 別の判断の基軸を持つことが大切になります。

 認知バイアスを避けることはできません。

 むしろ、物の見方には偏りがありがちということを、あらかじめ知っておくことが大切なのです。

 

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記事タイトルは「先読みに勝機あり!マーケティングに使える心を読める行動心理学13選」です。

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 最後に自己紹介させてください。

 nao15-0と申します。

 法人相手の営業を25年経験しました。

 営業経験者のフィルターを通して、皆さんが読まれてわかりやすい「ブログ」のライティングスキルを独学しています。

 もし、よろしければ私と同じ目的をお持ちの方は、一緒に学ばれませんか?使えそうなスキルが見つかれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。