20230625更新しました。
検索キーワードの検索意図がわかりずらい
探るのに時間がとられ大変
探り方が正確かどうかわからない
こんなことで悩んでおられませんか
検索意図とは、検索者が「検索キーワード」(クエリ)を入力した目的のことをさします。
具体的には、「このキーワードでどんな解決策を知りたいのか?」
「この解決策を知ってどうしたいのか?」「この解決策でどのようなベネフィットを感じるのか?」などを想定・想像することです。
検索意図の想定や想像には、文字情報に加えて、Googleの画像や動画などの視覚情報を利用すれば、分析作業のストレスから開放され、より正確に、より早く、簡単に検索意図を探ることができます。
その理由は、Googleアルゴリズムで徹底的に分析された検索意図に基づいて、検索者が一番知りたい情報を、画像や動画などの視覚情報で、誰が見てもわかり易いようにGoogleがカテゴリー別に解答してくれているからです。
視覚情報での探り方は2つあります。
「Googleバーティカル検索」と「Googleユニバーサル検索」です。
例えば、地図のカテゴリの画像が多ければ検索意図はGOクエリだなと視覚で判断できます。
Googleは、回答の手段を文字主流のコンテンツに加えて、カテゴリーごとに整理した画像や動画も加え、視覚化により拡張しています。
むしろカテゴリーによっては視覚情報が主流になりつつあります。
「キーワード検索」が知識やスキルの習得のためには、多少の窮屈さは我慢してきた時代から、むしろエンジョイやエンターテインメントの方向にスマホの画面が変わりつあります。
なぜなら、UX(ユーザーエクスペリエンス)やUI(ユーザーインターフェース)のマーケティング戦略にGoogleは重きをおいているからです。
UX(ユーザーエクスペリエンス・ユーザー体験)を上げるために、Googleは様々な検索意図を想定し正確に速く回答できる準備をしています。
スマホの画面が、辞書からファッション雑誌のようにカラフルに変わってきています
このマーケティング戦略の変化に乗っかり、「キーワード検索」の検索意図を文字だけではなく、Googleの画像や動画などの視覚情報を利用すれば、分析作業のストレスから開放され、より正確に、より早く、簡単に検索意図を探ることができます。
目次
- 1.クエリとは?
- 2.クエリ(検索の意図)は大きく4つに分けて考えられます。
1.クエリとは?
クエリ(query)とは、「問い合わせ(る)」、の意味です。
クエリは、データの検索や更新、削除、抽出などの処理をデータベース管理システム(DBMS)に求める命令文のことです。
この命令文は標準では「SQL」 という言語で書かれます。
2.クエリ(検索の意図)は大きく4つに分けて考えられます。
それぞれの意図ごとに検索ワード(クエリ)が分類出来ます、
(1)Goクエリ
自分の目的とする場所やwebサイトに行きたいという意図を持って調べる「検索キーワード」(クエリ)です。
(2)Doクエリ
ユーザーが実際になにか行動する時の、やり方やコツを調べたいときに「キーワード検索」されます。
なにをどうすればいいのか、どのような方法、必要なものがあるのかなどの情報をさがしています。
(3)Buyクエリ
特定の商品やサーピスの購入や申し込みを行いたい時に「キーワード検索」します
(4)Knowクエリ
何か情報を知りたいという意図を持っている「キーワード検索」です。
目的は知ることです
3.検索意図の重要性
Googleは検索エンジンを使うユーザーに対して、「優れた検索体験」を提供するために、ユーザーの検索クエリにより合致したコンテンツを上位表示しようとしています。
SEO対策で特定の「検索キーワード」を上位表示させたいとコンテンツ制作側が考えた場合は、その「検索キーワード」の背景のクエリを把握し、そのクエリに対する答えをコンテンツを通じて用意することが重要になってきます。
4.画像や動画の視覚情報からの検索意図の調べ方
Googleの「ユニバーサル・バーティカル検索」の画像情報のカテゴリーからキーワードの検索意図を読み取ることができ、正確に簡単に時短につながります。
なぜなら、Googleは「検索キーワード」から高度なアルゴリズムで検索意図を解析し、検索クエリに対して視覚で捉えやすい画像や動画などを整理した上で、カテゴリー別で答えてくれているからです。
例えば地図が真っ先にででくれば検索キーワードの検索クエリのGoクエリに地図のカテゴリーは入っているわけです。
このカテゴリー別の画像情報は「キーワード検索」のクエリを探るには、簡単、便利、効果的な手がかりになります。
そして、Googleの検索エンジンを使えば、ストレスフリーで楽しくキーワード検索できるようにユーザーを引き付けています。GoogleのUX(ユーザーエクスペリエンス)とUI(ユーザーインターフェース)戦略にチャッカリ乗っかる検索意図の新しい探り方です。
以上のことは、皆様が普段自然に目にふれ、使われているスマホの画面のことを申し上げているだけです。
例えば「大阪 たこ焼き」と検索してみてください。
文字情報よりも視覚(画像)情報での回答の比率が圧倒的に多いです。
何より見ていて楽しいです。
「検索の答え」を文字で読むのではなく見て楽しめるのです..
しかも地図の写真ですので「大阪 たこ焼き」という大阪にいる人の「検索キーワード」の「検索意図」は「Goクエリ」をGoogleが分析していることが視覚で即座にわかります。
北海道や沖縄からの「大阪 たこ焼き」の「検索キーワード」に対しては別の画面がでているはずです。
たこ焼き屋さんの写真、地図が圧倒的に多くの面積でスマホの画面を占めています。
検索者の主たる検索目的が「安くて、美味しくて、ふっくらして、ほかほかのたこやき屋さんへ歩いていける場所」をさがしているのだな〜とまで一目でわかります。
このようにGoogleの「ユニバーサル・バーティカル検索」の画像情報のカテゴリーから「検索キーワード」の「検索意図」を読み取ることができ、従来の文字情報より早く、容易に時短で探ることができます。
しかも最新で身近でHOTな画像情報です。
3つの検索意図を探るコツを書いておきます。
(1)コツ①バーティカル検索とは
検索結果画面の真下に特定の「カテゴリを表記しています。
例えば地図をクリックしたら「Goクエリ」となり検索地点からの目的の場所が表示されます。
<カテゴリは>
画像
ニュース
動画
ショッピング
地図
書籍
などです。
カテゴリの並びかたに注目すると検索キーワードに対する検索意図の捉え方が予測しやすくなります。
Kmowクエリの検索意図の探り方
①「Do」「Go」「Buy」に該当しないキーワードがはいります。
②「〇〇とは」と単語の意味そのものを調べたいものはKnowクエリにはいります。
Goクエリの検索意図の探り方
すべて→地図→画像→ショッピング→ニュースになっています。
但しGoクエリ=場所と検索意図を単純に捉えるのではなく、例えば飲食店の場合はライフスタイルの急激な変化にGoogleは対応しています。
例えば、イートインだけでなくアウトの場合も、デリバリーサービスの依頼前に、写真で選びやすいように検索意図を分析して画像をカテゴリー表示しています。
Doクエリの場合
画像か動画のどちらかが優先ででくることが多いです。
何かするにしても、文字を見ながらよりも、画像か動画をみながらやり方やコツを覚えた方が手っ取り早いという検索ニーズに対応したものです。
例えば「美文字」に必要な「筆の持ち方」はDoクエリですが、文字情報で長々と調べるよりは、YouTubeの動画情報で学習すれば5分で「美文字」に必要な「筆の持ち方」がわかります。
Buyクエリの場合
ショッピングか画像が優先されて表示されます。
画像を見てBuyを判断したいという検索者の意図をGoogleアルゴリズムは反映させているのだと思えます。
これらの4パターンの検索意図を把握し、ニーズに答えられるコンテンツの内容を考えましよう。
4つのクエリに対する回答のバターンも決まっており、1義1記事の原則に外れないようにユーザーの検索意図を満たすコンテンツを過不足なく作成する必要があります。
(2)コツ➁ユニバーサル検索とは
ユニバーサル検索(Universal Search)
とは、検索結果画面で、地図やショッピング、動画、画像、ニュース、ファイナンス
、フライトなどのような、コンテンツを検索結果とセットで表示する検索機能のことです。
検索意図に合ったコンテンツや情報が表示される仕組みになっています。
海外では「ブレンデッドサーチ(blended search)」とも呼ばれることもあります。
Googleが、検索者のクリックを促しているわけですから、逆に、「検索ニーズ」を裏付けていることが想定できます
(3)コツ➂スマホ検索の瞬間・マクロモーメントとは
マイクロモーメントとは、「人々が知りたい」「行ってみたいと」と思い反射的に目の前にあるデバイスで調べたり、購入したりする行動の瞬間をいいます。
この瞬間を正しく「捉え」「分析」し「見極め」人々が真に求めている情報をタイムリーに届け、そしてその効果を正しく「測定」できれば、モバイルが生み出す価値を最大限に引き出すことができます。
モバイル検索が日常化した現在は、普段の生活で気になった「些細なこと」から「チョットしたヒント」探しまで、PCが主流だった時とは違ったカテゴリーの検索が増えてきております。
現在、多くのモバイルユーザーが日常生活のなかで製品・サービス購入の情報収集にモバイルを使用しています。
①子育てのサポート
②行きたい店舗の情報さがし
➂美容・健康面でチョット気になること
電車の待ち時間・移動、子供のお昼寝タイム、料理や買い物前、待ち合わせより早くついたときなど隙間時間を利用して、行動を起こす前の「チョットした日常生活の悩み」の解決や「ヒント」に隙間時間を利用したスマホ検索は欠かせません。
そしてマクロモーメントの検索結果通りに行動する比率も、生活実感からも高いように思われます。
検索者が隙間時間を利用して、いかにタイムリーに日常に関わる新鮮な情報をもとめられているかということでしょう。
①のバーティカル検索も➁のユニバーサル検索も、③の日常生活者が、ちょっとした困りごとの解決の為マクロモーメントという検索行動をとっているということを重視する必要があります。
隙間時間の合間にスマホでの検索頻度があがり、スマホならではの行動をとる比率が上ってきているということは念頭に置くべき重要な切り口だとおもいます。
切り口は日常生活のちょっとした困り事に対する鮮度の高い解決策と、検索者が躊躇なくまねできそうな行動の具体策が有効と考えています。
(4)Z世代注目のSDGs関連キーワードの検索意図と背景が主流になる
結婚前後の10から〜26歳の1990年代です。
SDGs(SustainableDevelopmentGoal)持続可能な開発の国連憲章で世界はこの目標にむかって舵をきったわけです。
なぜなら、未達に終われば世界はいまより益々住みづらくなるからです。
この憲章の意味、意義は人類にとっては克服すべき課題ばかりです。
例えば、
①貧困や紛争
②気候変動
③自然災害や感染症
人類の危機的な課題を整理し2030年までに人類が克服すべき課題達成の道標です。
世界のZ世代は未来をたくされて、SDGsの学校教育をうけているのです。
この国連検証のユニークなところは、17の改善目標を世界→国→自治体→会社 →個人レベルに落とし込んでいることです。
具体的には貧困・飢餓・健康・教育・ジェンダー・水・クリーンエネルギー・経済成長・技術革新・平等・街作り・責任・気候変動・海・陸・平和・パートナシップ
の改善目標です。
これらが世界のGoogle検索の主要なキーワードとなり特にZ世代の若者の判断基準の常識となっていくでしよう。
なぜなら、コロナの感染症、2つの大震災、日本経済成長のデフレなどの体験と学校教育と合わせて、社会問題や環境問題に敏感で価値基準もそこに置いているのが日本のZ世代といわれているからです。
Z世代の経済力や発言力が主流になりつつある時代にはいってきました。
10代でスマホに向き合いインターネットやSNSが空気のような存在で、報収収集やコミュニケーションやショッピングを楽しみます。
抵抗なく会ったこともないひとともSNSでコミュニケーションをとることもできます。
TICKTOC.YOUTUBE.INSTAなど動画などへの投稿もコミュニケーションツールとしていとも簡単に使いこなします。
マスコミや企業は勿論、GoogleもZ世代を意識したマーケティング戦略を益々重視していくでしよう。
彼らの調べる「検索キーワード」が主流になるでしょう。
我々もこの潮流を見極め、SEO対策をした良質なコンテンツを提供できるように、鮮度の高い情報を用意していく必要があります。
5.従来の伝統的な、文字情報からの検索意図の探り方
伝統的で主流な検索意図の探り方ですが、概略だけ書いておきます。
詳しくは、Google検索上位記事などでお調べ下さい。
(1)Googleサジェストから読み解く
Googleサジェストとは、検索キーワードと関連性のあるキーワードが自動で表示される機能のことです。
グーグルサジェストで検索者の検索意図を読み解くことができます。
グーグルサジェストは、多数のユーザーが検索した頻度や話題となったキーワードなど長い時間をかけて蓄積されたGoogleの検索結果をもとに選出されています。
サジェストキーワードは検索の頻度が高い
キーワードをユーザーに候補として表示するために検索意図となるキーワードが含まれている可能性が高いです
関連検索と「他の人はこちらも検索」から検索意図を読み解きます。
(2)検索ボリュームを調べる
多くの人によって検索された回数からキーワードの重要性や背景をさぐります。
(3)トレンドを調べる
キーワードを内包するサイトを調べる
ユーザーの検索場所や使用言語を調べる
ユーザーの検索履歴を調べる
(4)上位サイトから読み解く
Googleの検索意図を読み取ったユーザー満足度の高い上位サイトから、「検索キーワード」の検索意図のすり合わせをするのも有効な方法です。
見落としていた点の補完や、自分独自の経験や体験からの見解も加えていけば自分のサイトに新鮮さや、オリジナリティを出すことができます。
Googleは何より鮮度の高い情報を上位にあげますので、上位サイトはお手本になります。
(5)共起語から読み解く
主軸の「検索キーワード」と一緒に使われやすいワードからも検索意図の分析が効果的です。
同じ文脈の中で使用頻度が高いわけですから重要なキーワードになります。
(6)主軸キーワードから実際にどんな広告がだされているかも参考にします。
検索者の検索意図を高度なアルゴリズムで分析した、広告業の本家のGoogleが検索者オンリーにうち出しているわけですからピンポイントなわけです。
商品を使う「ベネフィット」について検索者の潜在需要を探ることができます。
しかも最新で新鮮な情報です。
(7)yahoo知恵袋やSNSで取り扱われている情報からも検索意図を探ることが出来ます。
(1)〜(7)はいまだに主流です。
伝統的な文字情報からの検索意図の探り方に慣れ親しみ、有効活用することが大切です?
まとめ
検索者の検索意図を探るには、文字情報にプラスして、画像情報でたどっていかれた方が、時短にもなりますし、頭に入りやすいです。
何より分析作業がストレスから開放され、むしろ楽しくなるでしょう。
何故なら、Googleアルゴリズムで徹底的に分析された検索意図に基づいて、検索者が画像や動画などで一番知りたいであろう情報を、誰が見てもわかり易いように、主に視覚情報で回答しているからです。
具体的には、「Googleバーティカル検索」と「Googleユニバーサル検索」での視覚情報からの検索意図の探り方です。
検索意図には潜在的な意図もあります。Googleが打ち出す企業の商品の広告からベネフィットを読み取り、Googleの潜在需要の分析も知ることができます。
ユーザーが根底に抱えこんでいるニーズや検索意図にそったコンテンツずくりはもちろん、コンテンツの品質に気を配りながら、検索意図に対して回答となる内容、役にたつ内容、ユーザーが喜ぶ内容をコンテンツとして落とし込めばある程度良質な記事は書けます。
具体的には、「Googleバーティカル検索」と「Googleユニバーサル検索」の検索意図をマイクロモーメントの検索行動も念頭におきながら、視覚情報から「検索キーワード」の「検索意図」を読み込めば、ストレスなく検索者の顕在・潜在ニーズを分析することができるでしょう。
最後に自己紹介させてください。
私の目的でもあります。
nao15-0と申します。
法人さんの営業を25年経験しました。
営業から学んだことは、情報を物に変え、物をお金に変えれるということでした。
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最後までお読みいただきありがとうございました。