20230911更新済。
今回の記事タイトルの「ギャップ」は、なぜ心を揺さぶるのかについてです。
結論を申し上げますと、ご自分の文章に「ギャップ」を入れられると、より感動をよぶブログになりますよというお話しです。
イメージに溝を入れるわけです。
例えば決してわらうことのなかった前歯ボロボロのラガーマンが、赤ちゃんを見てニコっとしたのを見て「あ、この人優しい、」胸キュンとなるわけです。
ブログの文章が平坦でつまらない
ブログに余韻が欲しいな、
もう少し感動的に書けないか
など、ブログにすこし欲がでてきたときに「ギャップ」を思い出していただければ効果的かなと思います。
「ギャップ」という読者さんの心を揺さぶる切り口を知るとあなたはブログを書くことが楽しくてやめられなくなるかもしれません
特にストーリーテリングに「ギャップ」を盛り込むとさらに効果的です。
お急ぎの方は3.「ギャップ」の感動事例だけでもクリックしていただけたらありがたいです。
目次
1.まず、物語・ストーリーテリングについて簡単に説明させてください。
他人に自分の思いや考えを伝えるということは難しいです。
それが大勢ならなおさらです。
なぜかといいますと人は多様性をもち理解力が異なるからです。
また人は自分のことしか考えないからです
この自分本位で多様性を持つ他人に、自分と同じ土俵に上がってもらう為に物語・ストーリーテリングというスキルをもちいるわけです。
話し手も知っており聞き手もしっている、または知りたい共通の物語を引き合いにだしながら伝えていく手法です。
聞き手も知っている物語が引き合いにでてくるわけですから、ついつい他人ごとから自分事化し話し手に共感しやすくなるからです
①現実の物語
経験談、体験談、失敗談、成功談などです。
功成り名を遂げた人の物語りは万雷の拍手を得ることができます。
しかし、名も無き庶民でも山あり谷ありの長い人生を生きてきた物語は当然人の心をうつわけです。
例えば子育ての経験などです。
子育てなんか一筋縄ではいかないですよね
急に40度近い熱を出したり。
お医者も上手く見付かりません。
ハラハラドキドキどうしようの連続。
この経験をストーリーテリングにもちだせるわけです。
聞き手も「あ!それ、あるある」と話し手に共感し同じ土俵にあがってもらえるわけです。
他人事から自分事化してもらえるわけです。
②優れた有名な物語の引用
例えばイソップ寓話などの引用
「北風と太陽」の話し、
旅人がいます。
北風と太陽がわるさをしてどちらが旅人の服を脱がせるか競争です。
北風は必死で冷たい風を送ります。
旅人はそのたびに服を脱ぐどころか必死にしゃがみこみます。
一方太陽は悠々泰然と明るい温かい光を旅人に降り注ぐのみです。
必死にしゃがんでいた旅人はスクット立上り、やがて服を脱いで元気にあるきだしました。
そこで問題です「あなたは、ご自身のたいせつなお子さんに」北風と太陽のどちらの教育方針をとられますかという問いかけのストーリーテリングになっていくわけです。
このストーリーテリングのなかにさらに今回の記事タイトルの「ギャップ」を盛り込むわけです。
2.ギャップとは簡単に
①山ばかりが続いていたので、次も山だろうとおもっていたらトンネルを抜けると真っ青な海が広がっていた。
「あ、海」。これがギャップです。
②荒れた中学校に赴任してきた先生。
頭は茶髪でサングラス。
着ている服はいつもど派手なアロハ
荒れていたクラスの平均点が6クラス中ダントツの最下位。
しかし、何故かしだいにトップクラスになっていきました。
何故。
この先生なにもしないのですね
実に親身に一人一人の生徒の悩みを聞きよりそうのですね。
聞くだけです。
「俺も荒れてたよな」
「俺も悩んでたよな」
何も押し付けません。
「校則(拘束)と、ちょっと先生聞いてよ」。
これがギャップです。
ギャップは冷たい校則と荒れた生徒を信じる熱い先生です。
(此れは私の夢の話しです。幸いこれに近い熱い先生は私にはいらっしゃいました)
③次に感動したエピソードのギャップについては以下3.でご披露します。
私が以下3.で感動したギャップは、戦うためにだけ生きてきた真の現役武闘家と小学生の心温まる特別授業です
武闘家の予想される先は敵をなぎ倒して世界チャンピオンだと思ったのが
「なんと」小学校の先生なんです。
この「なんと」がギャップなんです。
3.ギャップの感動事例
記憶は不確かなのですが、10年以上前のNHK番組でギャップの凄さに驚き感動しましたのであえてお伝えさせて下さい。
記憶違いで、ご迷惑をお掛けする関係者の方には心からお詫び申し上げます。
武闘家、角田某氏のNHKの有名人の特別授業番組だと記憶しています。
小学生相手の授業風景でした
まだあどけない華奢な子供さんばっかりなので、7歳前後の中学年が対象だったかなと思います。
先生は背広ではなく、鍛え上げた褐色の肉体に真っ白な空手着を着て話されていたとおもいます。
空手家よりも武闘家ですよね。
戦国時代なら槍1本で一国一城の主にのしあがった戦う男そのものでした。
先生は、授業開始早々「厚さ1cm前後、30cm角程度の板」を生徒に見せるんですね。
空手家なので自分で素手で割って見せて
空手の素晴しさを教えるんだなと思って見ていたら違うんですね。
「これから、皆さん全員に素手でこれを割ってもらいます」
「え〜、そら、無茶や、できるわけないやん、絶対怪我するで〜」と言えるぐらい板の厚みが容赦ないわけです。
大人でも尻込みするぐらいの板の厚さなんです
難題です。無茶です。無理です。
子供さんたちはさぞビックリしたでしょうね。
結果をお知りになりたいですか
正拳突きでものの見事に分厚い板をつきやぶるんですね、あの華奢な子供達が
それも、ご父兄がハラハラドキドキ見守る舞台の上で
男女が1例に並び次々と臆することなく、分厚い板を突き破るわけです。
どの子も一目散に角田某氏に飛びつきます。
月の輪熊のような角田氏もまるで我が子のように受けとめるんですね。
ご父兄の心配が感動にかわり、安堵が歓声に変るわけです。
子供達の無限の可能性を証明した瞬間でした。
ちょっと、冷めた話しをいたしますと、
角田某氏はただ闇雲に板を突き破れとは子供達に言っていません。
板には重心というのがあります。
板の対角線を引いてご覧。
線と線の交点が重心です。
重心を上手くつかえば指1本でもてます。
なぜなら板の全ての力が重心1点に集まっているからです。
この重心目がけて拳を入れれば必ず板は割れます。
目標達成には闇雲な努力だけではダメ。
冷静な、相手の科学的分析が必要と教えるのです。
何と、小学生に力学を教えるわけです。
7歳の小学生の「重心」の理解、不理解は別に教育者としてキッチリと伝えるべきことはつたえる。
子供、大人の別け隔てをしません。
子供を1人の人格者としてあつかい、子供達に教えさとしているのです。
おおよそこのような内容だったような気がします。
また、私の下手な「ギャップ」の解説よりも、賢明な皆様は、この特別授業でギャップの心理効果をいたるところで発見されておられていることでしょう。
私ができることはこの素晴らしい授業の余韻にひたられておられる皆様のイマジネーションのお邪魔にならないようにすることだけです。
まとめ
「ストーリーテリング」と「ギャップ」は読者さんの心を揺さ振る為のライティングスキルです。
ブログにチョッピリ味つけがほしいな、感動を呼びたいなと欲がでてきた時にこのスキルを思い出してみてください。
ご自分が期待されている以上に感動を呼ぶブログになっています。
なぜなら、あなたのブログはいまでも充分感性豊かなのに、「ギャップ」という万能の調味料がくわわるからです。
最後に自己紹介させてください
nao15-0ともうします。
法人相手の営業を25年間経験しました。
営業から学んだ事は、情報を物に変え、物をお金に変えれるということでした。
情報の宝庫の「ブログ」で私の思いをやさしく綺麗に伝えられるスキルを独学中です。
私の「ブログ」の特徴は学んだスキルの実践・練習にあります。
世にある優秀な解説書ではありません。
私同様「ブログ」の質の向上を目指されているあなたと、試行錯誤しながら一緒につくりあげていくオリジナルなブログです。
どうぞ私に、あなたのお力をおかしください。
最後までお読みいただきありがとうございました。