Nao Fifteen love

美しく魅力的な文章の書き方をブログで実践中です

エモーショナルライティングでは「美しい!」を言葉で切り取るような感性を磨く練習が大事


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20230910更新済。

 

 今回の記事は「美しい!」「感動!」

「心情」などというエモーショナルライティングの「キーワード」を、どう言葉で表現すれば、読者さんの心に刺さるかの感性を磨くための練習文と「気付い」たことです。

 キャチコピーは、0(ゼロ)からは普通の人にはつくれません。

 練習ありのみです。

 天賦の才のみです。

 天賦の才能が無い普通人でもできることは、普段の努力での日常の「感動」したことを切り口にして、最後の⓵~⑰の練習文のように、とりあえずストーリーテリングで溜めていくことでしよう。

 コレも保障があるわけでも何でもありません。

 そう信じてやって行くしかないからです。

 エモーショナルライティングで書けるかどうかの差は、溜めた感動の言葉を組み合わせていけるかどうかだけです。

 0(ぜろ)からキャチコピーはつくれません。

 

 お急ぎの方は目次のまとめをお読みいただければ有難いです。

 

目次

 

1.「美しい」感動をつたえたい

 「美しい」という言葉がどうも上手く伝わっていないようでしたら、

 「美しい」という形容詞のパワーをうたがってみるのもいいかもしれません。

 なぜなら「美しい」という言葉は万人向けの便利すぎる言葉だからです。

 下手な例えで誠に申し訳ありませんが、少しだけおつきあいください。

 例えば、「冬の神戸港の美しい朝焼け」はこれで通じますが、刺さる言葉としては意外に弱くありませんか?

 「冬の神戸港

水平線のかなたからもやっと船影が見えてきました。

 かすかに見える船をオレンジ色の光が包みはじめ、白い雲までも優しく照らし出しています。

 港の朝は、おだやかな炎の色と青色がとけあい水色の空にひろがっていきます。」

 どこが「美しい」?と尊敬する沢木耕太郎もあきれそうですが、私が氏の巧みな情景描写を引用せず、敢えてご披露した趣旨は、自分の引き出しに心に刺さった言葉を貯めておき、場面に応じて組み合わせられたらいかがでしょうかいうことをお伝えしたかったからです。

 「オレンジ色の光の感動」が私の引き出しに残っていたわけです。

 朝焼けの、影絵と水色のはざまの「オレンジの光」に「感動」したわけです。

 私は、「感動」を言葉で切りとりたかったわけです。

 写真ではダメです。

 情景は伝わりきれません。

 AIブログでもダメです。

 伝わりきれません。

 なぜかと申しますと、その時の心が書いているからです。

 いま、その時のメモを組み合わせないと、先程の神戸港の朝焼けは再現できません

 「美しい」ということばが、うまく伝わっていないようでしたら、「美しい」という形容詞のパワーを疑うことが大切かも知れません。

 

2.瞬時の感動を切り取る

 読者さんに「美しさ」を感じてもらうには、わずか0コンマ何秒の心の動きを切り取り、溜めておき、組み合わせる必要があります。

 なぜかと申しますと記憶だけでは書けません。

 多分、写真を見ても書けないと思います

 なぜなら、「感動」はわずか0コンマ何秒かで過ぎ去ってしまうからです。

 これを言葉で切り取っておくわけです。

 心を瞬時に通り過ぎる「感動」を文字に変え、引き出しにためておき、それぞれの言葉を組み合わせて化学反応を起こささないと、人の気持ちに刺さるエモーショナルな文章にはならないからです。

 ついつい「美しい」という便利でありきたりの形容詞のパワーを過信して楽をしてしまうからです。

 そこを何とか我慢する。

 ふみとどまる。

 「美しい」は使わない。

 オリジナリティをだしたい。

 普段の引き出しの言葉の貯金が、ここぞという場面に、切り取った言葉どうしが化学反応を起して、オリジナルコピーとして効いてくるわけです。

 読者さんに、「美しさ」を文章で感じてもらうには、わずか0コンマ何秒の心の動きを切り取り、溜めておき、組み合わせて共感してもらう必要があります

 貯金0(ゼロ)からは、天賦の才がない限り、いくら待ってもでてきてくれません。

 

3.「美しい」を被らせない

 「美しい」という形容詞はすでに読者さんの心の中にあります。

 誰がみても美しいわけです。

 こちら側も使うと「美しい」が被ってしまい、読者さんの心には刺さりません。

 何の変哲もないありきたりの普通のブログになるわけです。

 あれ?

「美しい」という形容詞がなぜ刺さらないの?

 なぜか物足りない。

 何故かな?

ということになります。

 当然、朝焼けの「オレンジの光」が心に刺さる方と刺さらない方がいらっしゃるわけです。

 これが、伝え手の限界になります。

 なぜなら、天賦の才の無い普通人だからです。

 言葉は悪いですが、1種の賭けにでるわけですね。

 万人向けのブログは誰も見向きもしてくれません。

 成果はゼロだと覚悟したほうがいいと思います。

 刺さる人に確実に刺す。

 物騒な言い回しで申し訳ありませんが、これが普通人たる伝え手の限界だと思います。

  万人むけの便利で手っ取り早い「美しい」という形容詞は読者さんと被るので、伝える側は別の言葉で伝えるわけです。

4「.美しい」という言葉は万人向けのことばです。慎重に扱いましょう。

 「感動」を切り取った言葉を組み合せ、刺さる人向けに書きます。

 刺さらない人にはあきらめるわけです。

 「感動」させる、「感動」させないは別として、ここぞという場面では、稚拙でもいいのでオリジナリティをだすべきと私は思います。

 私見ですが、「美しい」に代表される形容詞は意外とパワーはありません。

 慎重に扱った方が無難かなと思っている理由がここにあります。

 「美しい」という万人むけの形容詞は我慢して、自分自身の「感動」を切り取った言葉を組み合せ、刺さる人向けに書き、刺さらない人はあきらめるわけです。

5.瞬時の「感動」を切り取り伝える。これが、実に難しいが、差別化のチャンスでもあります。

 なぜなら、日常の忙しさについつい忘れがちだからです。

 言葉は良く浮かんでくるのですが、それを上手く記録できないからです。

 朝起きたときなどは絶好調です。

 しかし、スマホに向かうとひとみしりになります。

 1言もでてきません。見事なぐらい記録できません。

 1言も漏らすまい。

 ペンとノートを持ち歩いても1言もでてきません。

 エモーショナルライティングの、人の感情に訴える文章の難しさはこのあたりかもしれません。

 とにかく、自分の心を刺す、記録しておくべき言葉が貯まらないのです。

 キャッチコピーの上手な方は、この努力を怠っていないのだとおもいます。

 優れたキャッチコピーは人の心を鷲掴みにします。

 日常生活のなかに「感動」は沢山あります。

 しかし、いちいち手を休め、切り取り、記録するのは実生活では実に難しいです。

 逆にここを押さえれば、努力すれば、差別化のチャンスでもあります。

6.常日頃の言葉の貯め方は執着心。

 執着心を持たないと「感動」を呼ぶことばはなかなか溜まりません。

 勝負は文章を書く前に決まっているわけです。

 それでも諦めたくない、私の具体策は以下のとうりです。

 ゼロからはキャッチコピーはつくれないと割り切ります。

 自分にはコピーライターの才能は無いとスッキリさせます。

 なぜならキャッチコピーの天才以外は0(ゼロ)から言葉を紡ぎだすのは無理だからです。

 せめて、凡人にできることは、日常生活で自分が感動した言葉を自分の引き出しにできるだけためておくことです。

 あとは、単語を場面に応じて組み合わせるだけです。

  自分の心に刺さればOKです。

 PERSONA(ペルソナ)は過去の私に設定しているからです。

 PERSONA(ペルソナ)設定とは、言葉を投げかけるターゲットに住所、氏名、年齢、職業、趣味などの人格をもたせることです。

 実在の人物で会ったことのある知っている身近な個人です。

 同じ目線で話しをするための設定です。 

 PERSONAに応じて表現をかえるわけです。

 プロのコピーライターなら可能ですが、初心者ブロガーの私は、はなから諦めています。

 ブログのターゲット(PERSONA)を過去の各世代の私にしております。

 但し私なりの「ルール」があります。

<例えば、普段の私のワクワクドキドキの引出しのなかに>

「輝き」 「明るい」 「周り」 「3着から選ぶ」 「新着」があるとします。

<例えばパーティ用ドレスの試着の場面のシュミレーションを想定して自分を鍛えるわけです>

 新着の3着から、よろしければお試しになられてはいかがでしょうか、

やはり私の見立どうり輝いていらっしゃる。

 パット花が咲いたように周りも明るくなりました。

 普段貯めていた、「あなたはパット周りをあかるくする人だ」という言葉がベネフィットに使えるかシュミレーションで試しているわけです。

 執着心でためておいた瞬時の「感動」の言葉の組み合わせがやがては生きてくると信じるしかありません。

7.<私の「ルール」の考え方>

 「ルール」は、お客様のベネフィットはお客様に!です。

 今回のドレスのシュミレーションの場合

 「美しく有りたい」

「美しくなりたい」

「美しいと言ってほしい」

というのはお客様がすでに感じているベネフィットではないでしょうか?

 そんな方に「美しい」といえば、すでに気づいているベネフィットになりますから心には刺さりません。

 なぜならお客様の行動によりお客様の未来は明るく開けましたよ

という、お客様の予期せぬ次の段階のベネフィットを1言、添えることが大事だからです。

 「行動」は3着の中から試着してもらう

 「未来」は選んだドレス姿で周囲までも明るくするお客様

 ここで、だからお客様はとても「美しい」となるわけです。

 「美しい」という形容詞は私のシュミレーションでは出てきません。

 我慢しましょう。

 なぜなら、「美しい」は、はなから、お客様の気づいておられるベネフィットにかぶるからです。

 お客様のベネフィットは「美しい」と言われたい。

 お客様の楽しみを奪ってしまうわけです。

 いわれなくてもすでに分かっていらっしゃるわけです。

 コレを着れば「美しい」はとおり一遍の見え透いた万人向けのベネフィットになるからです。

 このシュミレーションでは、「周りがパット花が咲いたように明るくなりました」となります。

 美しいは通り一遍のありふれた共通語だからです。

 「私だけを見て、私だけにささやいて!」

 これが本当のベネフィットです。

 なぜお客様は美しいのかということです、

 お客様の綺麗なお肌とドレスの色が誂えたようにピッタリだとか

 お客様のシルエットが先の先まで細部にわたって思う存分表現できているドレスとか

 パーティ会場で皆様が振り向くお姿を見とどけなくて本当に残念ですとか。

 お客様だけを見て、お客様だけに1言、自分が受けた本物の「感動」をささやくわけです。

 あなたの「ため息」だけでもあなたの本物の「感動」はお客様に伝わるかもしれません。

 売れる売れないは別の話で、  

 お客様も悪い気にはなられませんよね。

 私は、このようなコピーに使えるか使えないかをショミレーションで常に狙っているわけです。

 私が、将来書くブログで1言添えるキャッチコピーやベネフィットとして使えるかを狙っているわけです。

 私なりのルールは決め所ではベネフィットを被らせない。

 具体的には「美しい」に代表される形容詞・共通語などの扱いは慎重にするということです。

 お客様がすでに感じるベネフィッはお客様にということです。

 

8.売り手の観察

 こういう視点でお店の方と話してみると楽しいですよ。

 上手な店員さんは距離のちぢめ方が実に素晴しいですよね。

 これが、1番、難しいスキルなんでしょうけども。

 ラグジュアリーショップからショッピングバッグを下げたお客様と店員さんとのお別れの挨拶によくでくわします。

 店員さんの最敬礼はわかりますが、お客様の方も深々とお礼をされています。

 私には、20年以上お付きあいさせていただいている営業の方がお二人いらっしゃいます。

 かれらは共通して、口下手ですが、ベネフィットのきかせどころを心得ています。

 ファンも多いみたいです。

 たまにtelしても接客中です。

 勝ち残った、接客のプロ中のプロが自分を気持ちよくしてくれた、ベネフィットを言葉で記録しておくわけです。

 結果的には、高くても引き込まれますよね、  

 なぜなら物やサービスを買っているのではなく満足を買っているからです。

 上手な店員さんは最後は友達か恋人気分。

 距離のちぢめ方が実に自然ですよね。

 

9.ゼロからキャッチコピーは浮かんでは来ません。「美しい」・「感動」の言葉の切り取りはストーリーテリングの練習文の積み重ねです。

 エモーショナルライティングには、読者さんの感性に訴えることが大切です 

感性とは、物事を受け止めることができる、みずみずしい心のあり様とご理解ください

 古い表現ですが、感光紙です。

 なぜなら、心を捉えるブログは、文字の向こうに、豊かな感性を感じさせるからです。

 感性を伝えるエモーショナルライティングのブログの実例に付いて詳しくお知りになられたい方は下記の青色の記事タイトルのログインをクリックして見てください

 

練習文⓵

ログイン - 苔(こけ)なんか美しく切とれますか?デザイン室長の思い出

 

練習文②

ログイン - ストレスカケタロカさんとの付き合い方型を覚えれば外

 

 

練習文③

ログイン - お伊勢参り2023版

 

練習文④

ログイン - 秘すれば花⓵風姿家伝から見たMyBlog

 

練習文⓹

ログイン - 秘すれば花② から見た我がBlogの花のなさ

 

練習文⑥

ログイン - 秘すれば花③風姿家伝の34,5歳

 

練習文⑦

ログイン - 風姿家伝④学ぶ人を育(はぐく)む

 

練習文⑧

ログイン - ごつごつした木曽馬に5時間かけて

 

練習文⑨

ログイン - 凛として老人はさらに荒野

 

練習文⑩

ログイン - 削る勇気。枯れ木の「引き算の美学」を0.1ミリだけ語らして

 

練習文⑪

ログイン - 「御礼」10カ月持ちました

 

練習文⑫

ログイン - ベネフィッはお金を惜しみなく使えるかの差

 

練習文⑬

ログイン - すみません少し酔いました。花の香りと京とワインに

 

 

練習文⑭

ログイン - 働きアリの法則(2:6:2)下位2割にも5分の魂待ちましょう鍛えましょう暖かく

 

練習文⑮

ログイン - 想いを島唄で

 

練習文⑯

ログイン - 忘れてしまった悔しい思い出せない

 

練習文⑰

ログイン - 私は英語は分かりません。

 

 0からキャチコピーは普通人にはつくれません。

 できることは、普段の努力で普段「感動」したことを言葉でためて⓵~⑰のようにとりあえずストーリーテリングで溜めていくことです。

 ブログで生き残れるかの差は溜めた感動を組み合わせていけるかです。

 0からキャチコピーはつくれません。

まとめ

 ブログが上手く伝わらない理由は

 形容詞のパワーを過信しているからかもしれません。

 なぜなら、日常では「美しい」に代表される形容詞を使えば、人間関係は100%うまくいっているからです。

 ついつい、日常生活とブログをどうしても、同じ形容詞でOKと、勘違いしてしまうからです。

 別に間違いではありませんので、私のように悩む必要は有りません。

 ただ、読者さんのこころに刺さるブログ、まして、感情で人を動かすエモーショナルライティングをする指向する場合は悩みましょう。

 心に感じたことを伝えるためには、「美しい」に代表される形容詞よりも自分が「感動」した言葉の方がより身近に感じてもらえるのではないでしょうか。

 日常生活の言葉とブログに向き合う言葉は分けた方が効果的だからです。

 具体策は5点です

①ゼロからキャッチコピーはつくれません

②できることは、普段の努力で「感動」したことを言葉でためていくことです。

③ここぞという場面で「美しい」というような形容詞は我慢して、「感動」した言葉を組み合わせて化学反応を起こさせましょう

④万人向けは刺さりません。ターゲットを1人に絞りましょう

⑤普段のブログでも大切にしていますが、

 この手法は感情で人を動かし自分の望み通りの行動に結びつける、エモーショナルライティングには特にむいています。

 論理で人を動かすロジカルライティングよりもはるかに人の心をとらえてはなさないと思います。

 最後は、練習あるのみです。

それを世に問う。

 

 最後に自己紹介させてください。

nao15-0ともうします。

 法人相手の営業を25年経験しました。

 営業で学んだことは、情報を物に変え、物をお金に変えれるというスリルと楽しさでした。

 情報の宝庫の「ブログ」で私の思いをわかりやすく綺麗に伝えるスキルを独学中です。

 私の「ブログ」の特徴は学んだスキルの実践と練習です。

 Google検索上位に位置される方々のような素晴らしい解説書ではありません。

 試行錯誤で気づいた改善点を、私同様「ブログ」の質の向上を目指されているあなたとシェアできればという思いでこの「ブログ」を運営しております。

 最後までお読みいただきありがとうございました。