Nao Fifteen love

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町工場はベネフィットの熱量でまだまだ大手に負けまへん。

20230912更新しました。  f:id:nao15-0:20230411230423j:image

 この記事は、車愛(クルマあい)方限定です。

 他の方にはつまらないのでスルーしてください。

 今回は勝敗は「 熱量」次第。 

 というお話しをさせてください。

 応援者・理解者・求め手が必ずいるということをお伝えしたかったです

 大手の車のデイラーさんが近所にあります。

  30年近いお付き合いで、それはそれはよくしてくれます。

 ふと、整備課長さんがいなくなりました。

 私達は、その方を教祖様というあだ名をつけていました。

一言でいえば「車愛」

 しかし、本日、車検の為に車を別の町工場にわざわざ持って行ってきました。

 税金が主なので、近くの大手ディラーさんでも、価格面で変わらないどちらでもいい話かもしれませんが、  

 あえて遠方の町工場に持ち込みました。

 理由は、車を見ながら工場長から整備について、いろいろ「熱のこもった」話がきけるからです。

 必要が有れば、ボンネットを開けて細部の説明をきいたり、リフトアップして足廻りのチェックポイントを見ることもできます。

 私は車音痴です。

 「車愛」と言えるほどのものももっていません

  でも、整備の箇所の要・不要が納得できます。

 故障する前に何故部品を替えるのかに納得がいきます。

 お陰で車は3代目ですが、初代、2代目とも遠出先で故障になかされることもなく

カーライフを100%満喫することができています。

 悪くなくても部品は事前に変える、何故変えるのか?

 これが、長年整備をやってきた方の経験で

どの部品が経年劣化で、もたない可能性が高いのか、変える優先順位がわかるみたいです。

 そこを、予算に合わせて重点的に変えていきます。

 これが自分にとって、ワザワザ遠方の町工場まで持ち込むベネフィットになるわけです。

 プロのアドバイスを積極的にとりいれるおかげで、車に対する思い入れと知識が合致するわけです。

 部品交換が必然の箇所でもお金はかけたくありません。

 まだまだいける。

 走る、走ってくれと、人は痛みは避け、問題を先送りしたいものです。

 でも、形あるものはいつかは壊れます。

 私のような素人でも、これをわかってはいるがなかなか交換に踏みきれません。

 今は、故障なしで走っていられるからです。

 できればもってくれ、永遠にと変なバイアスがかかるわけです。

 整備のプロは持ち込まれた故障車から、どの部品が経年劣化しやすいか経験でめどをたてます。

 車は故障すればただの鉄の塊です。

 プロのアドバイスに積極的に従い、整備してきた結果、素晴らしいカーライフをおくれています。

 大手のデイラーさんには、いつも出てきてアドバイスしてくれた顔なじみの整備課長さんがいなくりました。

 その都度、整備の担当がかわります。

 皆さん良い人で熱心です。

 でも教祖さんがいなくなった。

 わたしには、ベネフィットがなくなってしまいました。

 また移転先の工場が広くなって、中に入れなくなったということも重なりました。

 人とのつながりってだいじですよね。

 整備の背景に人が見えなくなりました。

 昭和育ちの私には、ベネフィットを感じなくなりました。

 都度、人がかわるといくら丁寧に説明されても「熱量」を感じません

 プロの「熱量」を感じさせるアドバイスを聞ける環境がこのディラーではなくなりました。

 通り一遍の整備結果の報告は熱心にしてくれます。

 非常に合理的でスマートな整備のやり方です。

 しかし、私の場合は自然と足が遠のかざるをえなくなってきました。

 ワザワザディラーさんに持ち込むベネフィットを感じなくなったからです。

 資本力から言えば大手デイラーに軍配があがります。

 洗車サービス、スピード、清潔感、接客、全て町工場は負けます。

 お値段も劇的には変わりません。

 しかし、それらは私にとってはベネフィットではないのです。

 私にとってのベネフィットは、「熱量」なんです。

 実際に車にふれている整備士さんの熱のこもった車の見立ての説明なんです。

 車の電気化により部品の数は減っていきます。

 町工場の出る幕は少なくなっていくでしょう。

 働き盛りの工場長の憂いも理解できます。

 私の整備のやり方も時代の流れとは逆行していますし、スマートではありません。

 30年近く親身にお世話いただいたディラーさんは非常によくしてくれます。

 ディラーさんへの不満で町工場に行ったわけではありません。

 車に詳しくない方の整備はディラー1択です。

 でも、ベネフィットの「熱量」次第では、まだまだ町工場が勝ち残る可能性はあるような気がしました。

「熱量」は弱者が勝ち残る術の1つではないでしょうか

 後日談

車検費用¥99150税込

 半年点検ごとに気になる箇所は交換。

 逆に車検では変える箇所はほとんどみあたらず。

 工場長がハンドルを握って走った所見もまだまだOkとのことで一安心。

 この一言が聞きたかったのでした。

 これが、私にとってのベネフィットです。


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どうも最後までお読みいただきありがとうございました。