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カクテルパーティ効果がマーケティングに有効な理由と使い方のコツを徹底解説!


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20230914更新しました。

 キャッチコピー・セールスコピーの書き方がわからない

  マーケテイングが思い通りの成果が上がらない

 コピーにパンチがない

こんなことで悩まれてませんか

 原因は相手を見ずに一方通行で喋っていませんか?

 

■この記事で理解できること■
 カクテルパーテイ効果は「脳は自分に関係・関心のある事だけ聞き分ける」心理効果です。行動心理学に基ずく心理効果の1つのカクテルパーテイ効果を、マーケテイング・ビジネスに活用すれば集客や収益に結びつける可能性がひろがります。
カクテルパーテイ効果のマーケテイング・ビジネスへの活用法は、「脳は自分の事以外の情報はスルー」してしまうという心理効果を逆に活用したものです
PERSONA(ペルソナ)を設定しPERSONA(ペルソナ)の属性を分析し、PERSONA「(ペルソナ)にとってのみ大切な情報」をとどければ、PERSONA(ペルソナ)は「他人事から自分事化」し、キャッチコピーやセールスコピーにも飛びついてくれます

 「カクテルパーティの心理効果」を対人関係、ビジネス関係、マーケテイングに使えば悩みは解決できます。

 「この世でたった一人の大切な人に」語りかけましょう

 なぜなら、人は他人に共感し「自分事化」しないと、貴重な情報や言葉も「脳の仕組み」でスルーされてしまうからです。

 脳の仕組みをまず理解しましょう。

例えば、

「自分のことを気にかけてくれている」

「自分に興味のあることを言ってくれている」

「自分に向かって言ってくれている」と

「たった一人の大切な人」に「自分事化」してもらう言葉を選びましょう。

相手を見ずに一方通行で喋っていませんか?

声掛けは、万人に向かって投げかけるのでは効果はありません。

「この世でたった一人の大切な人に」にだけ響く言葉をささやくのです。

「たった一人の大切な人」に振り向いてくれる言葉は、なにも大声で連呼する必要はありません。

 なぜなら周りにはとどかない言葉でも、自分にとても大切な言葉は「脳」がきっちりと聞き分け「たった一人の大切な人の心」にとどくからです。

 カクテルパーティー効果は「五感」というセンサーからの情報を優先的に「あ、これは自分のことだ」という情報のみ「たった一人の大切な人に」だけとどけ、その他の情報はどんなに貴重な情報でも「脳」がシャットアウトする心理効果なんです。

 視覚の「カラーバス効果」も,五感から受け取るすべての情報を「自分事化」というフィルターで脳が選別してしまいます。

 この脳の持つ「自分事化」のフィルター機能を理解して、対人関係、ビジネス関係、マーケテイングに上手く使いましょう。

 

目次

 

1.カクテルパーテイ効果の意味とマーケティングへの一般的な応用

(1)カクテルパーテイ効果とは

 カクテルパーティ効果とは、様々に飛び交う情報のなかでも、自分に関心のある言葉や話題には集中してしまう心理効果です。

 その理由は、耳からは非常に多くの情報が入ります。

 しかし、聞こえた音をすべてを情報として認識してしまうと、脳はその大量の情報を処理しきれなってしまうからです。

 そのため、「脳」は耳から入ってきた情報を「自分事化」して選び取っています。

 この「脳」の働きによって、騒がしい状況でも、自分に必要な音声情報と判断して聞き分けるのです。

 例えば、大勢の人の中でも、自分の名前をよばれても、自分を呼んでくれていると容易に聞き分け反応出来る現象などです。

(2)カクテルパーティ効果の一般的なマーケティングへの使い方。

(2)-1

 消費者は一般的に、自分ゆに関連する情報やメッセージに集中し、他の情報は無視する傾向があります。

 届けたい相手を分析し、本当に届けたい必要な情報に共感し自分事化させるキャッチコピーが必要になります。

 

(2)-2

消費者の興味や関心や嗜好に基づいて焦点を絞り、共感や注意を引き付ける新鮮な情報を届けることが大事です。

情報は音や言葉だけの聴覚だけでなく、デザインや画像、動画などの視覚情報などにもカクテルパーティ効果は有効です。

(2)-3

消費者に個別に対応した、斬新で新鮮な個性的なメッセージやコンテンツを提供することは、消費者の関心や共感、興味を確実にキャッチアップするためには重要です。

(2)-4

商品やサービスのメリットやベネフィットを、消費者の興味や関心を引くように、クリエイティブなアプローチ手法や斬新なアイデア表現で提供することが必要です。

(2)-5

カクテルパーティ効果では、他の人の話しに注目する傾向があります。

消費者が注目するインフルエンサーから商品やサービスの情報を提供してもらうことは効果的な伝えかたになります

 以上のように、消費者に商品やサービスに興味や関心、共感してもらうためにカクテルパーティ効果をマーケティングに応用することは有効な手段になります。

 

 

2.カクテルパーテイ効果の社会的実験

ウィキペディアからの抜粋です。

「「カクテルパーティー効果」は1953年にイギリスの認知心理学者「エドワード.コリ

ン.チエリー」によって提唱されました。

エドワード.コリン.チェリーはシャドーイング(イアホンなどで音声を聞いた後、即座に復唱する実験技術)を用いた実験をおこないました。

被験者は左右の耳から別々の音声メッセージを聞かされ、どちらか一方だけに注意を払うように指示されます。被験者は注意を払っている音声をシャドーイングしなければなりません。

この実験の結果、チエリーは被験者は注意を払っていない方のメッセージからはほとんど情報は得ていないということを発見しました。

被験者は音声の物理的な特徴は検知しているものの意味的な特徴は検知していませんでした。

チエリーはここから、人間はメッセージの物理的な違いを利用してどちらに注意を払うか選択しているので、注意を払っていない音声情報を受け取る際にはほとんど処理していないと結論」ずけています。

 

 

3.  「カクテルパーティ効果」で「自分事化」させるのがコツです。

 「カクテルパーティ効果」をマーケティングに使うには、人間観察が重要です。

 「PERSONA(ペルソナ)」の設定が必要になります。

 「世界でたったひとりの大切な人」でないといけないのです。

 その理由は、万人受けを狙った言葉は写真に例えれば「ピンボケ写真」だからです。

 「世界にたった一人しかいない大切な人」にフォーカスした鮮明な写真しか脳は受付ないのです。

 「PERSONA(ペルソナ)」に「この言葉は自分のことを言っている」と脳が「自分事化」してくれるのを狙う必要があります。

 「PERSONA(ペルソナ)」に「この言葉は自分のことを言っている」と脳が「自分事化」してくれるのを狙う必要があります。

 1番効果的なのは、できれば相手の「名前」を、会話や文章の合間に適度に挟むことです。

 なぜなら「自分の名前」が「自分事化」する最高のキーワードだからです。

 例えば「おはようございます」より「〇〇さんおはようございます」と挨拶してくれたほうが、その方により親近感がわいた経験はありませんか

 「名前」をはさむのが人間関係やビジネス相手との親交を深める最高のキーワードになります

きっちりと「 PERSONA(ペルソナ)」にフォーカスしたコピーライティングをするためには、「PERSONA(ペルソナ)」の3つの「属性」を採り入れ「自分事化」に近づけましょう。

 「属性」と は、その人がもっている性質や特徴をいいます。

 

 年齢、性別、住所、家族、職業、収入など、そのひとを識別、分類できるデーターをいいます。

 また、「属性」からその人の不安や悩み、夢なども推察でき、マーケティングのコピーに使えます。

 人は自分の「属性」に関係する情報は無意識に聞き取ってしまいます。

 

(1).「PERSONA(ペルソナ)」の住所、周辺環境、勤務地などの地理的属性で絞りこみましょう。

 例えば、「兵庫」にお住まいのあなたから、「三ノ宮」へ通勤されているあなたへと対象をしぼります。

 住宅販売では「兵庫の「芦屋〇〇マンションの購入ご希望者がいらっしゃいます」とチラシを全住戸に投函します。

 地理的な「属性」を広告などに積極的に取り入れます。相場を知りたい人の情報がはいり、マンション購入希望者にもタイムリーにピンポイントの情報を活かすことができます。

(2).「PERSONA(ペルソナ)」の目標、現状、悩み、信念など心の欲求や葛藤を属性からさぐります。

 例えば「転職で月50万円稼ぎたい方へ」や「子育てにつかれていませんか」などのコピーです。

 自分の悩みや不安な状態の時に「自分事化された声に」に反応してしまった経験をされた方も多いでしょう。

 この効果をマーケティングに応用すれば「PERSONA(ペルソナ)」も「自分に必要な情報」だと認識しそのサービスや商品に興味を持ってくれるでしょう。

 保険会社は、老後の人生設計など将来のリスクや不安に訴求すれば顧客も思わず引き寄せられるでしょう。

 例えば「 老後の備えは万全ですか」「〇〇人に1人は癌になる統計があります」などのコピーには老後の不安をもつ人の関心をよぶことができるでしょう。

 金融機関などは、高校、大学進学の教育資金などに悩みを持つ子育て世帯には「積立ニーサ」や「教育ローン」などを訴求すれば、関心を示す顧客もあらわられます。

 

(3)、対象年齢、性別、職業、役職、学歴、家族構成などを絞り、呼びかけをします

 例えば「売れる営業マン必見!顧客の行動心理7選」

 「人事労務管理者が注目!低コストの新勤怠管理システムで残業続きともおさらば!」などです

 PERSONAの購買行動やお問い合わせを促すためには「レスポンス広告」のキャッチコピーが重要になります

 キャッチコピーは対象年齢、性別、職業などを絞り込み「PERSONA(ペルソナ)」が「自分の事を言っている」のではと感じてもらえることが大切です。

 キャッチコピーを見たり聞いたりして「自分に語りかけられている」と認識すると、その後は内容にも共感してもらいやすくなるでしょう。

 20~30代の転職広告には「年収アップ」や「キャリアアップ」「ステップアップ」など「PERSONA」が普段から意識していそうな言葉を盛り込むと効果的です。

 PERSONA(ペルソナ)に絞って商品開発をした場合は「ホットな女性」向けボクシングジム

 「心と向き合いたい女性」向けヨガ教室

 「女性専用カクテルラウンジ」

といった「性別」のキャッチコピーを入れてみてはいかがでしょう。

 飲食店などで赤ワインの売り上げを伸ばしたいという場合に、「女性相手」の職業の人向けに「赤ワインを語れる」メールマガジンを作るのも面白いかもしれません。

 

4.カクテル効果の具体的なマーケテイングへの使い方

 セールスコピーなどで、「PERSONA(ペルソナ)が興味のある言葉」を使うことで注目を集めることができます。

 「自分に関係がある」と思ってもらうことができれば、「カクテルパーティー効果」で注意をひきやすくなります。

 コピーライティングに応用するには「PERSONA(ペルソナ)に関係している言葉」を使うことが大切です。

  あなたが使っている言葉ではなく「PERSONAが使っている言葉」

 「PERSONA(ペルソナ)」が求めていそうな言葉をコピーライティングに出来るだけ織り交ぜる方法です。


例えば、ファミリー向けマンションを売り出すなら、「駅近」「小中学校まで徒歩7分」「スーパーまで歩いてお買い物」といった、「PERSONA」が「日頃から気にしていそうな言葉」「求めていそうな言葉」を入れることで、関心を引くことができます。

 例えば真冬に、「おでん屋」の外で店主から「暖かいおでんはいかがですか」と言われるよりも「今日は一段と寒いですね。ちょっと温まっていかれませんか、おでんもホクホクですよ」と言われた方が「寒い身体をあたためる.ほっとした」具体的なイメージができあがりませんか。

 もう、おわかりでしょうが、PERSONA(ペルソナ)のニーズは「冷えた自分の身体を温めたい」だけです。

 「おでん」や「熱燗」は手段にすぎません。

 PERSONAにその商品やサービスを連想させベネフィットをつたえると「カクテルパーティー効果」が高まり集客率が上がります

 

 

 

5.マーケティングへの応用の具体的な事例

 人間の関心ごとは、家族関係、性別、職業、年齢、主義主張、年収、などにより様々です。

 万人に向かった無難な言葉はかえって誰にも届きません。

 なぜならピントが合っていないからです。

 写真で例えるなら、何万枚も撮影しようと、ピンボケ写真では誰もみてくれません。

 PERSONA(ペルソナ)だけがみてくれる、きっちりとPERSONA(ペルソナ)だけにフォーカスされた、たった1枚の写真があれば十分だからです。

 例えばスポーツクラブへの勧誘の場合、「オリンピックにあこがれ」て体操選手を夢見る小学生の男の子、とさらに実際にその夢をかなえてあげたい30代の母親と言ったような具体的なPERSONAには「体育館のヒーローになろう」というコピーがうかんできませんか。

 文自社商品のターゲットのPERSONA(ペルソナ)は、現在何に関心を持ちアンテナを張っているのかを正確に認識する事が大事です。PERSONA(ペルソナ)の関心事に向かって、「自分事化」する言葉を見つける事が、「カクテルパーティー効果」をマーケティングに生かすための分岐点となります。

 また、売りたい商品やサーピスがどれだけ「PERSON(ペルソナ)に関係」しているものなのか、いかに、人生や生活を変えてしまうほどの価値やベネフィットをもっているのかを伝えることが切り口となります。

 例えば「新型ワゴン車登場」だけで車好きな人の関心を集められるかもしれません。

 さらに狭めて、具体的に、

 「もう我慢のドライブとはおさらば。3列シートの車でゆったり家族ドライブ」のコピーで車内空間の「広い車に関心」がある人には、これは「自分に関係している」車なのだと感じてもらえるではないでしょうか。

 さらに、エモーショナルに

 「奥様も、にこにこに!車がリビングになりました。」と加えてもいいかもしれませね。

 キャッチコピーを考える場合にはPERSONA(ペルソナ)を限定して伝えることでカクテルパーティー効果が生まれ、より効果的なマーケティングが可能になります

 「30%割引実施中」よりも「タイムセール今だけ30%割引。残り30分です。」とした方が購買意欲は喚起されます。

 学習教材なども「学びたいあなたのための新教材」というフレーズよりも例えば「学習が続けれなかったあなたでも、これなら続けられる」と学習を途中であきらめた経験がありそうな人を対象にコピーをうってみるのもいいかもしれません。

 例えばパン売り場では「いらっしゃいませ」の呼び込みをするよりも「今、パンが焼けました」「高級ホテル向けのパンです」と呼び込んだ方がお客様の関心が向けられます。

 もし売り場を歩いてる時に「焼きたてのパン」や「食感」を求めているお客様がいればこれらの呼び込みに反応します。

 ブログで「〇〇にお悩みのあなた」と呼びかけて文章を作るのも同じ効果があります

 ペルソナにこれは十分に自分に関係のある話だと思わせるように「あなた」と語りかける手法はブログでも「カクテルパーティー効果」を発揮するのです。

 カクテルパーテイ効果を有効に活かしためにはPERSONA(ペルソナ)設定が欠かせません

 何故なら、PERSONA(ペルソナ)は自分に関心のある言葉しか受け入れてはくrないからです。

 PERSONA(ペルソナ)について詳しくお知りになられたい方は下記の青色のクリック

の記事タイトルをクリックしてみてください。たった1人のPERSONA(ペルソナ)にささやくマーケット戦略の意義をさらにご理解いただけます。

ログイン - たった1人PERSONA(ペルソナ)に語り掛け寄り添ったブログは自然に育つようです。

まとめ

 行動心理学の心理効果の1つであります「カクテルパーティの効果」を、「自分事化」させるコピーにのせてマーケティングに使いましょう。

 なぜなら、人は「自分事化」しない言葉でないと、折角の言葉も「脳の働き」でスルーしてしまうからです。

 例えば、

 「自分のことを言っていると反応する言葉」「自分のことを気にかけてくれている言葉」「自分に興味のある言葉」など、読者さんが「自分事化」する言葉を「この世でたった一人の人」に語りかけるのです。

 声掛けは、万人に向かって投げかけるのではなく、「この世でたった一人の大切なあなた」に語りかけるようにとどけるのです。

 語りかけは、恋愛でもマーケティングでもおなじです。

 自分にとって本当に大切な言葉は、大声で連呼するのではなく、周りにはとどかない「語りかけ」でも脳はきっちりと聞き分け「大切な人の心」にとどけてくれるのです。

 カクテルパーティー効果は「五感」というセンサーから、優先的に「あ、これは自分のことだ」という情報のみ「大切な人の心に」とどけ、その他の情報はどんなに貴重な情報でも「脳」がシャットアウトする効果のことです。

 この効果は、カクテルパーティーの「音」だけではなく視覚の「カラーバス効果」など五感から受け取るセンサーのすべてを情報が「自分事化」というフィルターで脳が選別してしまいます。

 この脳の持つ「自分事化」のフィルター機能を、対人関係、ビジネス関係、マーケテイングに使いましょう。

 「カクテルパーティー」効果はマーケティングに使える優れた心理効果です。

 この効果はマーケティングの対象となる人間の行動から相手の効果をパターン化した行動心理学の成果であります。

 

 行動心理学による心理効果をWEBマーケテイングへ活用すれば、ピンポイントで相手の心を掴むことができます。

 相手の心を鷲掴(わしずかみ)みにできる、行動心理学の心理効果の活用例を「カクテルパーテイ」以外により詳しくお知りになられたい方は下記の青色の記事タイトルをクリックして見てください。行動心理学の心理効果を効果的にマーケテイングに活用できます。

ログイン - 消費者の心に刺さるマーケテイングに効く心を先読みした行動心理学13選

 

 

最後に自己紹介させてください。

nao15-0と申します。

法人営業を25年間経験しました。

「初心者の初心者による初心者のためのブログ」を旗印に、営業経験者のフィルターを通して、ブログに役立ちそうな情報を皆様とシェアーしたくこのブログを運営しています。

 

最までお読みいただきありがとうございました。