冬至は一年で最も寒くなる日ではありませんが、体の芯から温めることが大切な日です。
気象予報士さんから学んだ自然の「ことわり」と、先人の知恵を参考にして、冬至の日を健康に楽しく過ごしましょう。
[冬至の日とは？]
冬至とは、一年で最も日照時間が短くなる日のことです。今年は12月22日が冬至です。この日を境に、日照時間は少しずつ長くなっていきます。
しかし、日の出が早くなるのはお正月を過ぎてからです。冬至の後も、まだまだ寒さは厳しくなります。なぜなら、地球は温まりにくく冷めにくい物体であり、日照時間の長短と気温の最高最低には時間的なずれがあるからです。
冬至の後も昼が短く夜が長い状況が続くため、地表は冷え込んでいきます。そのため、冬至から約1ヶ月後に最も寒い時期が訪れます。
[体調の変化にご注意]
自然界の生き物は、この時期に冬眠に入ったり、エネルギーを温存したりして、冬を乗り切ります。
しかし、私たち人間はそうはいきません。
でも、これから1ヶ月は、あまり温まらない地面が、僅かな熱エネルギーを消費していくのが自然の摂理です。
寒さから冷えに変わります。身体が芯から冷えて、 眠りが浅くなったり、 身体がだるくなったり、 疲れが取れなかったり、 やる気が出なかったりする 体調不良や疲労感が起こりやすくなります。「ど〜も身体がついてこない」というのも、むしろ自然なのかもしれません。
「根性なし！仕事や仕事！」と自分を責める前に、自然界の冷えを理解し、自分の体調の変化に敏感になりましょう。意識して身体を労る時期に入ってきています。
[体を芯から温める方法]
だからこそ、この時期は暖房器具や栄養剤や抗生物質に頼るのではなく、自然に体を芯から温める方法を取り入れましょう。
家では体力を温存して、食事と睡眠の見直しを徹底しましょう。「熊」のようにはいかない私たちは、ONとOFFの切り替えがとても大切です。
冬至以降の厳寒を乗り切るために、先人の知恵や専門家の意見に耳を傾け、心と体をいたわり健康になるための工夫をしましょう。
例えば、食事については、ビタミンやミネラルが豊富な冬のかぼちゃなどを冬至には積極的に摂ることがおすすめです。先人は、「かぼちゃ」は栄養価が高いのを知っていて、冬でも保存がきく食材を冬至に食べたからです。
また、ビタミンCが豊富なゆずを使った料理や飲み物も、風邪予防や美肌効果に効果的です。冬至にはゆず湯に入って、香りを楽しみながらリラックスするのもいいですね。昔の人々も、心のゆとりを楽しんだり、体を健康に保つために、自然の流れに合うような風習を残してくれました。折角のお知恵を受け継ぎながら、現代に合わせた知恵と知識で、体を芯から温めて心身ともに健康に、真冬を100％楽しみましょう。
[まとめ]
冬至の日は、一年で最も日照時間が短くなる日です。この日から約1ヶ月後に最も寒い時期が訪れます。
体の芯から温めることが大切な日です。気象予報士さんから学んだ自然の摂理と、先人の知恵を参考にして、冬至の日を健康に楽しく過ごしましょう。
食事や睡眠の見直し、体を温める方法、ゆず湯などの風習などを取り入れて、心と体をいたわりましょう。冬至の日を楽しんで、寒さに負けない体と心を作りましょう。
【引用】
気象予報士 伊藤みゆき（敬称略）「日没が一番早い日」ではない冬至めぐる意外な事実ー日本経済新聞社ー
https://www.notion.so/f908c02c787f4093806e9f5215c47a11
気象予報士 植松愛実（敬称略）「冬至が一番寒いわけじゃない！寒さに”タイムラグ”が生じるワケと備えるべき時期を気象予報士が解説｜サンキュ！」
https://www.notion.so/f908c02c787f4093806e9f5215c47a11
https://www.notion.so/721570fdfb05477d90eda8aace59416b
「なるほどな」と為になる、分かりやすいお話しばかりでした。
以上、最後までありがとうございました。
